令和7年度平城宮跡資料館冬期特別展「尼寺造営-西隆寺跡出土木簡重要文化財指定記念-」リーフレットを公開しました
全国文化財総覧で閲覧いただけます。
2026-01-09 10:00

西隆寺は称徳天皇の勅願で造られた西の大寺、西大寺の対になる尼寺です。西隆寺と西大寺は、東大寺に匹敵する広大な寺域を有する大寺院でしたが、特に西隆寺は実態がよくわからず、「まぼろしの尼寺」といわれていました。
しかし、昭和40年代の発掘調査以降、次第にその姿を現します。特に東門近くの土坑からは大量の木簡が出土しました。木簡に書かれた内容は奈良時代末期の西隆寺の造営に関係するもので、人夫への食料支給文書やその帳簿、諸国からの貢進荷札、官司や個人からの知識銭付札など多岐に渡ります。
これらは寺院に係るまとまった木簡類として、木簡研究のみならず奈良時代の寺院史、社会経済史においてたいへん貴重であると認められ、2025年3月21日に「西隆寺跡出土木簡」75点が国の文化審議会から重要文化財の指定について答申を受けました。
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