オラクルユニバーシティビジネス課題を解決できるエンジニア育成に向けた取り組みを発表
・日本オラクル株式会社(本社:東京都千代田区紀尾井町、社長執行役員 最高経営責任者:遠藤 隆雄、以下 日本オラクル)のオラクルユニバーシティは、2008年6月から始まった本年度の取り組みを発表しました。
・本年度、オラクルユニバーシティは、製品のみならず、ソリューションの視点で学べるトレーニングを拡充します。また、先進的なアプリケーションやSOAを中核としたミドルウェア領域の人材育成メニューを強化することで、エンジニアのキャリア拡大を支援します。さらに、従来DBA(Database Administrator)として認識されているデータベース管理者を、ビジネス課題をも解決できる「データベース・アーキテクト」つまりDBA2.0に変革するための取り組みを開始します。
今期の主な取り組み
1.さまざまなビジネス・アプリケーションがオラクル製品として追加されるなか、基幹システムとしてすでに導入されているERPだけでなく、その次の戦略として不可欠な 「Agile」(アジャイル)、「Demantra」(デマントラ)、「Hyperion」(ハイペリオン)などの先進的なアプリケーション、すなわちエッジ・アプリケーションに対応できるエンジニア育成の重要性が高まっています。オラクルユニバーシティは、エッジ・アプリケーションの技術・知識を豊富に持った専門家とのパートナー協業や、オンラインで受講できる研修を拡充するなど、企業間の最適化を実現するエンジニアの育成を迅速かつ柔軟に行っていきます。
2.データベースなどのインフラストラクチャ領域からビジネス・アプリケーション領域まで、統合的な研修を提供します。そのひとつとして、ビジネス・アプリケーション群と既存の資産を連携する技術を学ぶ研修コース「SOAアプリケーション連携 −EBSを例にした実装−」を6月より提供開始しています。また、米国でのBEAシステムズとの統合を受け、SOAのエンジニア育成に向け、開発者、管理者、SOAアーキテクトを対象とする研修を拡充し、今年度内にSOAに関する3種類の資格を提供する予定です。さらに、製品に対する技術や知識だけでなく、顧客の業務やシステムを分析し、SOA成功のためのソリューションを顧客に提供できるエンジニア、「SOAアーキテクト」の育成を目指します。
3.多様化するビジネス課題の解決に向け、データベースを熟知したデータベース管理者への期待が高まっています。そこでオラクルユニバーシティは、すでにのべ18万人を超すORACLE MASTERの認定者であるデータベース管理者の価値の変革を推進します。システムの企画や提案、設計、開発フェーズにおいて、ビジネス課題を解決できる「データベース・アーキテクト」つまりDBA2.0へのキャリアアップを支援するための研修や資格の拡充をはかります。
関連リンク
研修コース「SOAアプリケーション連携 −EBSを例にした実装−」
http://education.oracle.co.jp/cam/soa-ebs/
SOA技術を実装して、企業システムに存在する様々な業務アプリケーションの連携により、ITの近代化(IT Modernization)を実現するための研修コースです。このコースでは、「Oracle SOA Suite 10g」を使い、「Oracle E-Business Suite」の業務アプリケーション連携の実装を体系的に習得できます。
●日本オラクルについて
日本オラクル株式会社は、オラクル・コーポレーションの日本法人として1985年に設立されました。国内を拠点とした情報システム構築のためのソフトウェア製品、ソリューション、コンサルティング、サポートサービス、教育の事業を展開しています。1999年2月5日に店頭市場へ株式公開、2000年4月 28日に東証一部上場。従業員数2,135名(2008年5月末現在)。
■本件に関する報道関係お問い合わせ先:
日本オラクル株式会社 広報部 野見山
TEL:03-6238-8395 E-mail:Yuko.Nomiyama @oracle.com
プレスルーム http://www.oracle.co.jp/press
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