豆富の「染野屋」、移動販売が“デパ地下”へ進化 「デパチカー」商品数が5年で大幅増、顧客満足度も向上
江戸時代後期の1862年創業、ヨーロッパや東南アジアにも展開する老舗の豆富屋、株式会社染野屋(代表取締役社長兼CEO八代目染野屋半次郎／小野 篤人、本店：茨城県取手市東2-1-32／東京ヘッドオフィス：東京都千代田区丸の内2-2-1)では、国内の主要事業形態である「移動販売車(100台)：関東・東海は染野屋ブランド／北陸では山下ミツ商店ブランド」にて、取扱商品の拡大と品質向上により、移動販売車を“走るデパ地下＝デパチカー(car)”へと進化させています。2025年現在、取り扱い商品数は151品と過去最多となり、2025年秋に実施した「北海道フェア」では完売商品が続出するなど大きな反響をいただいています。豆富以外の食品の充実により、顧客単価も2015年比で約2.7倍に伸長。今後は九州・沖縄、東北など地域フェアも検討しています。
背景
近年、食品・惣菜を中心とした“中食市場”は右肩上がりの成長を続けています。
2023年度の惣菜市場規模は10兆9,827億円(前年比＋4.9％)と過去最高を更新し、百貨店の食品売場(デパ地下)の重要性も年々高まっています。
(出典：日本惣菜協会「2023年度惣菜市場規模」 https://www.nsouzai-kyoukai.or.jp/wp-content/uploads/2024/05/20240517.pdf )
また、経済産業省 関東経済産業局『百貨店・スーパー販売の動向』によれば、販売額は8,637億円で前年同月比＋4.7％と48か月連続で前年同月を上回りました。品目では飲食料品が全店前年同月比6.5％と好調でした。
(出典：経済産業省 関東経済産業局「管内百貨店・スーパー販売の動向(2025年8月速報)」 https://www.kanto.meti.go.jp/tokei/ogata/data/hyakkasuper202508.pdf )
こうした背景の中、お客様の生活圏まで直接訪問できる“移動型デパ地下”へのニーズが急拡大しており、当社の「デパチカー」は、現在の中食市場・食品小売市場の流れを体現したサービスとして注目されています。
「デパチカー」とは
「デパチカー」は、移動販売車でありながら“デパ地下品質”の商品体験をそのままお客様のもとへ届ける、新しい食品購買スタイルです。
●豆富：国産大豆100％・無消泡、製造から徹底品質管理
●スイーツ・菓子類・惣菜のラインナップ拡大
●ご当地フェア(北海道フェア／2025年11月実施・九州沖縄フェア／2026年2月実施予定)
●大豆ミートや調理済み食品など植物性食品も充実
●商品点数は151品(2025年9月時点)と過去最多
●「選ぶ楽しさ」「発見のある買い物体験」を提供
お客様からは
「まるでデパ地下みたいで毎週楽しみ」
「だから豆富以外にこんなに沢山あるのね」
「移動販売でここまで品揃えがあるのは珍しい」
といった声、又、当社に商品を提供する各地域の食品メーカーからも「価格競争に巻き込まれず、本来食品製造者として作りたい高品質なものを、適正価格で買い取って貰えるので嬉しい」といった声も多く寄せられています。
商品数と顧客単価の伸長
2015年～2025年で、豆富以外の食品を大幅に拡充した結果、顧客単価は以下のように推移しています。(※別添図表参照)
●2015年：商品数 58品／客単価 335円
●2020年：商品数 103品／客単価 644円
●2025年：商品数 151品／客単価 899円
→ 品揃えの増加が顧客満足度・客単価向上に直結していることが明確に確認できます。
ブランドイメージと今後の展開
「デパチカー」は単なる移動販売ではなく、“選ぶ楽しさ × 高品質 × 健康 × 地域性”を兼ね備えたブランドとして進化しています。
先日の北海道フェアの成功を受け、九州・沖縄、東北などの地域フェアも計画中。今後、全国展開を進めていきます。
代表コメント
当社代表の小野は「私たちが届けたいのは、ただの商品ではありません。“お客様がワクワクしながら選べる体験”と“安心できる食”です。
『デパチカー』という言葉には、百貨店に行けない方にもデパ地下品質の食品と出会う喜びを届けたいという思いを込めています。
これからも品揃えを磨き、百貨店クラスの接客を目指し、お客様の暮らしに寄り添った移動型デパ地下として進化していきます。」と語っています。
会社概要
名称 ： 株式会社染野屋
代表者： 代表取締役社長兼CEO八代目染野屋半次郎 小野 篤人
所在地： ＜東京ヘッドオフィス＞
〒100-0005 東京都千代田区丸の内2-2-1 岸本ビルヂング 6F
＜本店＞
〒302-0005 茨城県取手市東2-1-32
設立 ： 2004年4月26日
資本金： 3,300万円
URL ： http://www.somenoya.com
