ペナン州、大阪・関西万博2025で 世界的投資拠点としての地位を発信
ペナン開発公社(PDC)、数十億リンギット規模の 産業・医療・物流プロジェクトを発表し、国際的なパートナーシップを呼び込みへ
ペナン開発公社(PDC)は、2025年9月22日から24日にかけて大阪・関西万博のマレーシアパビリオンにて「ペナン・ウィーク」を開催し、世界に向けてペナンの魅力を発信します。

マレーシア投資貿易産業省(MITI)が主導するマレーシアパビリオンにおいて、ペナンはハイテク製造業・持続可能な開発・観光の地域拠点としてのポジションをPRします。
ペナン開発公社のアジズ・バカル最高経営責任者(CEO)は、今回の参加が国際的な認知度を高め、新たなパートナーシップの獲得につながると述べました。
「ペナン・ウィークは、マレーシア有数の経済エンジンとしての地位をさらに強化し、15の重点プロジェクトと1,200ヘクタールの新規産業用地を含む総額50億リンギット規模の『戦略計画2024-2028』を補完するものです」と同氏は語りました。
主な紹介プロジェクト
ペナン・ウィークでは、持続可能な成長とイノベーションを象徴する以下の主要プロジェクトが披露されます。
■ザ・コースト:
8億3,900万リンギット規模のウォーターフロント開発。サービスアパートメント、商業施設、オフィスを一体化。2030年完成予定。

■ペナン・リニア・ウォーターフロント:
総額98億6,000万リンギットの埋立事業。GBS地区、交通ハブ、サービスアパートメント、ビジネスホテル、ライフスタイルモールを備えた8kmに及ぶ海沿いの新ランドマークを建設。

■バトゥ・カワン工業団地3(BKIP 3):
622エーカーの産業用地。E&E・半導体・自動車・物流など高付加価値産業を誘致。

■ペナン・グリーン・インダストリアルパーク(PGIP):
州初のグリーン産業専用拠点。再生可能エネルギー導入と持続可能な運営を推進。

■ペナン国際物流エアロパーク(PILA):
10億リンギット規模のペナン国際空港に隣接する統合型航空貨物・物流ハブを建設。ペナンを一流の物流ゲートウェイへ。

■メディ・シティ:
総額177億リンギットの医療・ライフスタイル拠点。医療・観光を牽引し、数千人規模の雇用を創出予定。

■GBS @ テクノプレックス:
2億7,500万リンギット規模の再開発。デジタルGBS・IC設計・R&D・エンジニアリング企業を収容予定。すでに16%の区画が事前予約済み。

ペナン州のチョウ・コン・ヨウ首席大臣は次のように述べています。
「大阪・関西万博は、ペナンの革新性と競争力を世界に示す絶好の舞台です。これらのプロジェクトを通じ、私たちは強靭で未来志向の経済を築き、テクノロジー・サステナビリティ・投資の世界的拠点としての役割をさらに高めてまいります。」