名物スタッフの“おせっかい”がつなぐ、12,700組のご縁 湯の児温泉 海と夕やけ 『じゃらんアワード2025』<九州>接客1位 受賞
熊本県水俣市・湯の児温泉にある「湯の児温泉 海と夕やけ」(運営:株式会社湯の児海と夕やけ/代表取締役:笹川陽平)は、じゃらんアワード2025 九州エリア(51~100室)「泊まって良かった宿大賞 接客・サービス部門 第1位」を受賞しました。
その評価を支えているのが、「また吉海さんに会いにきました」そう声を掛けてくださる、たくさんのお客様の存在です。本プレスリリースでは、創業当初から勤務するレストランサービススタッフ・吉海哲也が、12年間・12,700組にわたり続けてきた取り組みについてご紹介します。

創業当初からレストランサービススタッフとして勤務する吉海哲也(68歳・水俣市在住)。
2014年から12年間、お客様の記念写真を撮影し、ご自宅へ届け続けてきました。
2026年6月現在、その記録は12,700組となりました。
お客様一人ひとりの人生に寄り添い、思い出を共に積み重ねてきました。
今では全国に多くのファンやリピーターがおり、地元紙でも「名物おじさん」という呼び名で取り上げられるほど。
お客様とホテルスタッフという関係を超えた絆が、ここ水俣の地で、育まれてきました。
「自分も一緒にお祝いしたい」
吉海が入社したのは、ホテル開業前の2011年10月でした。
翌月開業すると、第1号のレストランスタッフとして、お客様と接する毎日が始まります。
当時の夕食は、飲み物を一品ずつ注文するスタイルでした。
乾杯のたびに聞こえてくる、
「還暦おめでとう。」
「結婚記念日おめでとう。」
「お誕生日おめでとう。」
そんな幸せな言葉を耳にするたび、吉海は思いました。
「自分も、一緒にお祝いしたい。」
最初に始めたのは、その場で小さなブラックボードへ手書きで「おめでとうございます」と描き、サプライズでお客様へ届けること。
お客様の笑顔に魅了された吉海は、やがてサプライズの際のケーキの手配も行うようになります。
また、お客様から「持って帰りたい」という声が寄せられたことをきっかけに、現在の手書きメッセージカードへと形を変えていきました。
美術大学出身ということもあり、特技を生かしたカードが、お客様に親しまれるようになりました。

そして2014年には、乾杯の際の集合写真と、その日の湯の児の海の夕景、そしてお礼のメッセージカードを、宿泊後、お客様一組一組のご自宅へ郵送する取り組みが確立していきました。
曇りの日も、その日の夕景を届ける理由
写真と一緒に同封される夕景の写真。
晴れた日の美しい写真を使うのではなく、その日に宿泊されたお客様が見た、その日の海と空を撮影して届けています。
「その日に泊まった思い出だから。曇りだったとしても、次は綺麗な夕日を見に来てもらえたらと思って。」
その日に流れた時間そのものを届けたい。そんな思いが込められています。
裏には、他のスタッフも知らない、きめ細かな自宅作業があった
吉海の仕事は、ホテルで終わりません。
出勤前、自宅で数時間をかけ、お客様一人ひとりの記録を整理しています。
パソコンには、2014年から積み重ねてきた12,700組分のプロフィールが記録されています。
来館日や乾杯の写真をはじめ、誕生日・還暦・結婚記念日などのお祝い内容、当日の出来事や会話の様子、お客様からいただいたお土産の写真、スキャンして保存した届いたお手紙、さらには何年にもわたる年賀状のやりとりまで、すべてを一組ごとの記録として大切に保管しています。
そして、その日の夕景の写真に加え、お食事の際の写真、さらに手書きのメッセージカードを書き、封筒へ入れ、一通一通発送します。
会社から指示された業務ではありません。
「また来てくださった時に、前回の続きをお迎えしたい。」
その思いだけで、12年間続けてきました。


また、乾杯の写真を撮ることで、最初に注文された飲み物も自然と記録されます。
「前回もビールでしたよね。」
夕食時は飲み放題となった現在、リピーターのお客様には、注文される前に用意することもあります。
「覚えていてくれたんですね。」
その一言が、また次の再会につながります。
小学生だった子どもが、大人になって帰ってくる
12年間記録を続けていると、お客様の人生も積み重なっていきます。
初めて訪れた時、小学生だった子どもが、社会人になり、結婚し、今では自分の家族を連れて訪れる。
20回、30回、多い方では70回近く宿泊されているお客様もいます。
吉海のパソコンには、その家族の歩みが写真とともに残されています。
吉海が送った写真やメッセージカードを、玄関に飾ってくださるご家庭。
撮り続けた写真数十枚を、アルバムにまとめてくださるご夫婦。
写真が自宅に届いた日に近所の方が訪れ、「どこのホテルなの?」という会話から、新たなお客様につながったこともありました。
一枚の写真が、人と人をつなぐきっかけになっています。
写真の郵送を始めた当時、社内では「続けられないことはやめた方がいい」という声もありました。
それでも吉海は、途中でやめることはありませんでした。
一人ひとりのお客様を大切に思う気持ちを、毎日積み重ねた結果が、12,700組とのご縁につながったのです。
「おせっかい」が、お客様の心を温める
株式会社湯の児海と夕やけでは、お客様への感謝と謙虚な心を忘れず、一人ひとりのお客様に寄り添い行動することを大切にしています。
社内では、その姿勢を、親しみを込めて「おせっかい」と呼んでいます。
代表取締役 笹川陽平
「吉海の取り組みは、会社が指示したものではありません。言うならば、おせっかい。けれど、一人のお客様を心から喜ばせたいという思いで積み重なった行動が、今では当館のおもてなし文化の象徴となっています。『また帰ってきたい』と思っていただける宿を目指し、これからもスタッフ一人ひとりが、お客様とのご縁を大切に育んでまいります。」
湯の児温泉 海と夕やけが目指しているのは、温泉や料理だけで選ばれる宿ではありません。
「また、あの人に会いに行こう。」
そう思っていただける宿であり続けることです。

受賞お知らせページ
施設概要
施設名 : 湯の児温泉 海と夕やけ
所在地 : 〒867-0009 熊本県水俣市大迫1213番地
アクセス: 新水俣駅(新幹線)または水俣ICより車で約15分
URL : https://www.umitoyuyake.com/
会社概要
株式会社湯の児海と夕やけ
所在地 : 熊本県水俣市大迫1213番地
事業内容 : 旅館運営
運営施設 : 湯の児温泉 海と夕やけ
公式サイト: https://www.umitoyuyake.com/
Instagram : https://www.instagram.com/umitoyuyake/
受賞歴 : 『じゃらんアワード2025』
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000003206.000011414.html
<九州部門>
51~100室
泊まって良かった宿大賞 【総合】 3位
泊まって良かった宿大賞 【夕食】 2位
泊まって良かった宿大賞 【接客・サービス】 1位
<都道府県部門(熊本県)>
・51~100室
泊まって良かった宿大賞 1位
「湯の児温泉 海と夕やけ」は、熊本県と鹿児島県の県境に位置し、穏やかな不知火海に面した全室オーシャンビューの客室、『日本夕陽百選の宿』に選ばれた夕やけ、『名湯百選』に選ばれ、2025年に開湯100周年を迎えた源泉かけ流しの温泉、地元食材にこだわった四季折々のバイキングが自慢のホテルです。




































