大阪・関西万博パビリオン「いのちの遊び場 クラゲ館」 譲渡先の契約候補者に決定しました

大阪・関西万博パビリオン「いのちの遊び場 クラゲ館」については、2025年(令和7年)9月に公募への参加を表明し、 同年10月30日に譲渡希望申出書等を提出しておりましたが、同年12月1日に、(公財)2025年日本国際博覧会協会から、本市が譲渡先の契約候補者に決定した旨の連絡がありました。
今後、博覧会協会内での事務手続きや本市の関連予算(12月補正(予定))の議決を経て、譲渡契約を締結する予定です。
なお、移築時期については、博覧会協会との協議やパビリオンの移築場所となる五本松公園内での配置等の決定を踏まえて検討します。
関連予算(12月補正(予定))
(仮称)子ども未来館整備費 4,950千円
(パビリオン及び公園の配置等の計画を検討)
(仮称)子ども未来館整備事業 60,000千円
(パビリオン移築設計)
今後のスケジュール(予定)
2025年(令和7年)12月 配置等検討着手(12月補正予算議決後)
2026年(令和8年) 1月 譲渡契約締結
3月 配置等の決定及び設計着手
※(仮称)子ども未来館の整備事業者公募は、パビリオンの配置等の決定を踏まえ、今年度内に開始する予定です。
福山市長 枝広直幹コメント
大阪・関西万博のパビリオンの一つである 「いのちの遊び場 クラゲ館」の譲渡先の契約候補者に決定したことを大変うれしく思います。
今後は、(仮称)子ども未来館の企画、展示、活動とあわせた 屋外フィールドとして活用し、市民の皆様に喜んでいただける施設としたいと考えています。まずは配置検討を行い、移築を進めてまいります。
福山市について
福山市(市長:枝広 直幹)は、瀬戸内海沿岸のほぼ中央、広島県の東南部に位置し、高速道路網のアクセスが良く新幹線「のぞみ」も停まる、人口約45万人の拠点都市です。
福山市には四季折々の美しさを見せる自然、温暖な気候、海・山・川から得られる恵みがあります。100万本のばらが咲き誇る「ばらのまち」としても知られ、2025年には世界バラ会議福山大会が開催されました。また、潮待ちの港として栄え日本遺産に認定された景勝地「鞆の浦」や、JR福山駅の新幹線ホームから見え、2022年に築城400年を迎えた「福山城」、2つの国宝をもつ寺院「明王院」などの名所があります。
産業としては、鉄鋼業や繊維産業など多様な製造業が集積し、ものづくりのまちとして発展してきました。デニム生地は、世界のハイブランドにも活用されるなど高い品質が評価されています。

