「親だから、私も被る。」 ユーザーの7割が“大人のヘルメット着用”に前向き 子ども乗せ自転車ユーザーに安全意識に関するアンケート調査を実施
努力義務化から2年半、停滞していた“大人のヘルメット意識”に前向きな兆し。
子ども乗せ自転車の安全利用を啓発する おやこじてんしゃプロジェクトby OGK(事務局:東京都港区)では、毎年、子ども乗せ自転車の利用者および購入検討者を対象に安全意識に関するアンケート調査を実施しています。
2023年の道路交通法改正により、自転車ヘルメット着用は「すべての人」に努力義務化されましたが、その後も大人の着用意欲は全国的に伸び悩んできました。
しかし今回の最新調査では、約70%の保護者が「親自身もヘルメットを購入・着用したい」と回答。これまで大きな変化が見られなかった大人のヘルメット意識に、初めて前向きな兆しが確認されました。

調査の背景
子ども乗せ自転車は、子どもの安全を最優先に考える一方で、運転者である親自身の安全対策が後回しになりやすいという課題を抱えてきました。
当プロジェクトが努力義務化直前に行った調査では、保護者の約70%が「今後もヘルメットは着用しない」と回答。
それ以降も、大人の着用率・着用意欲に大きな変化は見られない状況が続いていました。
調査結果(1)
親のヘルメット着用意欲が“反転”
2025年に実施したアンケートでは、以下の結果となりました。
●約60%が「購入・着用予定」
●「すでに着用している」人も微増
●全体の約70%がヘルメット着用に前向き

これは2024年調査と比べても約1割の意識向上であり、これまで停滞していた大人のヘルメット着用意欲が確実に高まりつつあることを示しています。
親のヘルメット意識
昨年まで:着用しない人が多数
今年 :70%が購入・着用意欲あり
着用しない理由
昨年まで:必要性を感じない
今年 :被りたいが課題あり
状態
昨年まで:課題・停滞
今年 :変化・兆し・前進
調査結果(2)
なぜ、意識は変わったのか?
アンケートや座談会では、意識変化の理由として次のような声が寄せられました。
●「子どもに被らせているのに、親が被らないのはおかしいと思った」
●「万が一の事故で、親がケガをしたら子どもを守れない」
●「親が被る姿を見せることも、安全教育の一つだと感じた」
●「最近、被っている人を見かけるようになった」
“親だからこそ、自分も守る”
という意識が、着用意欲の高まりにつながっていることがうかがえます。
一方で見えた課題
「着用予定はない」と回答した人からは、「不要だから」ではなく「課題があるから」
という声が多く聞かれました。
●被りたいデザインがない
●置き場に困る
●出勤時のヘアスタイルが気になる など
これは、ヘルメット着用の必要性自体は理解されつつあり、“被りたくなる環境づくり”が次の課題であることを示しています。
子どものヘルメットは“当たり前”に
子どものヘルメットについては、約95%が着用に前向きです。
事故や転倒の話を見聞きする機会が増えたこともあり、子どものヘルメット着用は保護者の間で「当たり前」という認識が定着しています。



プロジェクトからのメッセージ
これまで、大人のヘルメット着用推進は「必要だと分かっていても行動につながらない」閉塞感のあるテーマでした。
今回の結果は、「親だから、私も被る」という価値観が広がり始めたサインだと受け止めています。
この前向きな変化を一過性に終わらせることなく、今後もユーザーの声とともに、大人のヘルメット着用推進に取り組んでいきます。

アンケート・調査概要
●調査期間 :2025年9月29日~10月14日
●対象 :0~3歳の子どもを持つ保護者(子ども乗せ自転車利用前)
●有効回答数:181件
●方法 :Webアンケート
●参考 :座談会(2025年11月4日/都内/11名参加)
アンケート・調査レポート記事
調査・座談会に参加した自転車関連企業
オージーケー技研株式会社
https://ogk.co.jp/
株式会社オージーケーカブト
https://child.ogkkabuto.co.jp/
ヤマハ発動機販売株式会社
https://www.yamaha-motor.co.jp/pas/




募集
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