【限定900本】秋田の里山の四季と風土を瓶に封じ込める 浅舞酒造株式会社と小林茂和氏(うご八かやぶ喜)が取り組んだ オーガニック日本酒「一燈」発売のお知らせ
秋田の風土を体現する酒造りを追求する浅舞酒造株式会社(製造)は、地元はさがけ米農家である小林茂和氏(酒米生産)と共同で取り組んだ有機JAS認証のオーガニック日本酒「一燈・オーガニック 2025 Edition」を、2025年10月9日より900本の数量限定で販売開始いたします。

- 「ザ日本酒テロワール」を体現する
本製品は、「田んぼのある秋田の里山の風景を瓶に詰め込みたい」という熱い思いから誕生しました。原料米の生産においては、農薬、除草剤、化学肥料を一切使用せず、菌類から動植物まで、田んぼと山の豊かな生態系を守り育くみました。これは、「この山ならでは」の生物相が土を作り、風土を宿した米が「この山ならでは」の酒になる、という「ザ日本酒テロワール」の考え方を表現しています。
原料米には、美味しいお米のルーツであり幻の酒米とされる「亀ノ尾」を有機栽培で育てたものを使用しています。この亀ノ尾は、耕作放棄地を開拓した里山の奥地で、健康で元気な米を育むために「二条並木植え」で栽培されます。さらに、収穫された米は天日干しで約2~3週間かけて乾燥させる「はさがけ米」であり、健康で美味しい高品質な米に仕上げました。

- 国際基準を満たす有機JAS認証と伝統的な手仕事
「一燈・オーガニック」は、浅舞酒造株式会社と酒米生産者(小林氏)の両者が有機JAS認証を取得しており、国際基準に則った有機認証を得ています。
また、酒造りにおいては、効率や便利さを追求せず、酒蔵の伝統的な手仕事が生きています。仕込み水には、奥羽山脈からの伏流水が湧く「琵琶沼寒泉」を使用。オリジナル乳酸菌である「まがたま乳酸菌」を用いた生もと造りで仕込み、古式槽(ふね)しぼりで丁寧に搾りました。

- 銘柄に込められた信念と文化の継承
銘柄「一燈」は、佐藤一斎の『言志四録』にある「一燈を提げて暗夜を行く 暗夜を憂うること勿れ 只だ一燈を頼め」という言葉に由来します。これは、「見通しが効かず不安な世の中でも、自分の信念を信じて進みなさい。その信念は足元を照らし、素晴らしい未来へ導く」というメッセージが込められています。
この酒は、日本の文化を守りながら、昔ながらの有機の米作り、酒造りを通して、秋田の、日本の足元を照らしたいという願いを込めています。ラベルデザインには、亀ノ尾を栽培する田んぼで活き活きと暮らす動物たちを、封紙デザインには、秋田県湯沢市川連出身で、農と歌に生きた後藤逸女の書を使用しました。
- 製品概要
銘柄名 :一燈・オーガニック (いっとう・おーがにっく)
コンセプト :ザ日本酒テロワール。酒瓶に詰めた「秋田里山の四季」
認証 :有機JAS認証(公益社団法人秋田県農業公社)
販売開始予定:2025年10月9日
希望小売価格:2,970円(税込)
限定本数 :900本
原材料 :有機米(秋田県産)/有機米麹(秋田県産米)
原料米 :亀ノ尾 100%使用
精米歩合 :80%扁平精米
アルコール :13.0%
内容量 :720ml
保存方法 :生酒のため要冷蔵
製造 :浅舞酒造株式会社
酒米生産 :小林茂和(うご八かやぶ喜)※1
※1 やぶ喜の「喜」は、正確には旧字体です。
※扁平精米について
扁平精米は、その名の通り平べったい形に磨くことで効率的にタンパク質を除去していきますので、精米歩合が高めでも、雑味の少ない繊細な日本酒に仕上がります。この一燈は、精米歩合を80%としましたが、亀ノ尾特有の渋みを活かすすっきりとした味わいに仕上がっています。
この日本酒の原料米は、沢の最上流に位置するため他の田んぼの影響がなく、また東西に長く広がる土地なので山の中の田んぼながら日照時間が長いという米生産には好環境でありながら耕作放棄に至っていた場所。その土地を再生し酒米作りに取り組んだ生産者と、その原料米の一粒一粒に魂を込めて醸造した酒蔵の渾身の1本「一燈・オーガニック」をぜひよろしくお願いいたします。
会社概要
会社名 : 浅舞酒造株式会社
所在地 : 秋田県横手市平鹿町浅舞字浅舞388
代表者 : 代表取締役 柿崎 常樹
設立 : 1917年
事業内容: 日本酒及び果実酒の製造・販売
URL : https://amanoto.co.jp


