「歩きたい」を支えたい。脳性まひのリハビリに新たな一歩を。
大阪のボバース記念病院が、最新リハビリ機器導入へクラウドファンディング開始
ボバース記念病院が、運動機能障がいを持つ方々の「歩きたい」を叶えるため、
リハビリ機器導入を目指しクラウドファンディングを開始
-目標金額650万円で「部分免荷装置 LiteGait」の導入を目指す-
ボバース記念病院(所在地:大阪市城東区)は、クラウドファンディングサービス「READYFOR」にて、運動機能に障がいを持つ方々のリハビリテーションを強化するため、部分免荷装置「LiteGait(ライトゲイト)」の購入を目指すクラウドファンディングを開始しました。目標金額650万円を掲げ、2025年9月1日より2025年10月30日まで支援を募ります。
(プロジェクトURL:https://readyfor.jp/projects/bobath2025)
ボバース記念病院は、1982年に都市型リハビリテーション専門病院として開設以来、神経系の疾患による運動障がいを持つ方々へのリハビリテーションを提供してきました。特に、脳性まひや遺伝子疾患、頭部外傷など日本全国から受診者の方が来院され、小児期・青年期から運動障がいを持つ方々に対し、医師・セラピスト・看護師・心理士がチームとなり、生涯にわたる継続的な医療を提供することを使命としています。
当院のリハビリテーションは、単なる「訓練」ではなく、患者さんたちの「立ってみたい」「走ってみたい」という強い想いに応えることを目指しています。しかし、脳性まひの患者さんは体が成長するにつれて、立つことや歩くことが難しくなり、セラピストによるサポートだけでは限界があるのが現状です。患者さんの安全を確保しながら、より積極的な歩行練習を行うためのサポートが不可欠であると感じています。
そこで、患者さんの体の重さを支え、安全に立つ練習や歩く練習をサポートする部分免荷装置「LiteGait」の導入を決めました。この器具は、患者さん自身が体を動かし、バランスを取る機会を増やすことで、より効果的な運動学習を促し、患者さんの「歩きたい」という挑戦をサポートします。この取り組みは、皆様の支援により、未来に希望をつなぐ架け橋となることができます。
何卒、当院の取り組みについて、あたたかいご支援のご協力をお願い申し上げます。
■「部分免荷装置 LiteGait(ライトゲイト)」について
LiteGaitは、姿勢制御とその修正に特化した体重免荷システムです。移動式であるため様々な場面での使用が可能で、脳性まひのような姿勢が非対称になりやすい患者さんに対しても対称的な姿勢への修正が行いやすいという特徴があります。また、身長約95cmから190cmの方が使用でき、当院の受診者層である小児から成人といった幅広い年代に対応しています。
LiteGaitは世界中で使用されており、特にアメリカにおいてはU.S. News & World Reportの「2023-24年アメリカのベストリハビリテーション病院」の報告に基づく全米トップ50のリハビリテーション病院のうち47施設で利用されています。当院に導入することで、トレッドミルを使用した積極的な歩行練習、四つ這い練習、ボールなどを使用した楽しく活動的な運動療法、さらには日常生活動作の練習といった様々なリハビリテーション場面において活用し、より多様なリハビリテーションを提供できると確信しています。
■クラウドファンディングプロジェクト概要
・タイトル「歩きたい」を支えたい。脳性まひのリハビリに新たな一歩を。
・URL:https://readyfor.jp/projects/bobath2025
・目標金額:650万円
・募集期間:2025年9月1日(月)9:00~ 2025年10月30日(木) 23:00
・資金使途:リハビリ器具「LiteGait」の購入費用として
・形式:通常型 / All or Nothing形式
(※All or Nothing形式は、期間内に集まった支援総額が目標金額に到達した場合にのみ、実行者が支援金を受け取れる仕組みです。)
・リターン:5,000円〜300万円まで計9コース。
■お礼のご連絡(メール)
■院内ホームページへのお名前掲載(希望者のみ) ※1万円以上のご支援から追加
■当院Instagramへのお名前掲載(希望者のみ)※3万円以上のご支援から追加
■活動報告書(PDFで送付)※5万円以上のご支援から追加
■院内にてお名前掲載(希望者のみ)※10万円以上のご支援から追加
■ボバース記念病院について
ボバース記念病院は、大阪市城東区に位置する、運動機能に障がいを持つ方々を対象とした専門病院です。2018年10月には、小児期・青年期発症の運動障がいを持つ方々に対して、生涯にわたり一貫した医療を提供する病院として生まれ変わりました。当院は、患者さんの個性や生活状況に応じた包括的なリハビリテーションを提供し、脳性まひなどの疾患の治療・予防に関する研究を積極的に行っています。特に福祉機器の活用を積極的に行い、患者さんの生活環境に合わせた福祉機器の導入や日常活動の援助を検討し続けています。
■本件に関する問い合わせ先
ボバース記念病院 貝塚・水谷宛
Tel:06-6962-3131
FAX:06-6962-8064
Mail:bobath_crowdfunding@omichikai.or.jp
