【国際医療交流】埼玉・こうのす共生病院が台湾研修生を初受け入れ、医療技術研修を実施
国際医療交流の新たな一歩
医療法人社団鴻愛会 こうのす共生病院(埼玉県鴻巣市上谷2073-1、病院長:織田徹也)は、国際医療交流の一環として、台湾の医療系学生3名を対象とした臨床検査技術研修プログラムを実施しました。

2025年8月5日から9月2日までの約1か月間、台湾の医療系学校から3名の研修生を受け入れ、検査科にて研修を実施しました。
今回の受け入れは、国際的な医療人材育成と技術交流を目的とした取り組みであり、当院として初の研修生受け入れとなります。
研修では、採血の実技や検体の取り扱い方法、検査結果に影響を与える保存状態や時間帯による変動など、臨床検査の基本から応用まで幅広い内容を学びました。
また、心電図、聴力検査、超音波検査、眼底検査、肺機能検査など、患者の健康状態を多角的に評価する検査にも触れ、医療現場の実際を体験しました。
さらに、病棟見学を通じてチーム医療の現場を理解し、尿検査や血液塗抹標本の観察、クロスマッチなど、検査技師としての視点を深める機会にも恵まれました。
言語の壁はありましたが、スタッフと研修生は翻訳アプリを活用しながら、日々のコミュニケーションを工夫。
ジェスチャーや図解を交えた説明、アプリによるリアルタイム翻訳などを駆使し、互いの理解を深めました。
研修終盤には、笑顔を交わせるほどの関係性が築かれ、言葉以上に心が通じ合う瞬間が多く見られました。
研修生の声
「日本の医療現場はとても丁寧で、学びが多かったです。言葉が通じなくても、スタッフの皆さんが温かく接してくれて、安心して研修に取り組めました。」
検査科主任コメント
「国境を越えて医療技術を共有し、未来の医療人を育てることは、私たちの使命です。今回の研修は、技術だけでなく人と人とのつながりの大切さを改めて感じる機会となりました。」
今後の展望
当院では今後も、海外からの研修生受け入れを積極的に推進し、国際医療交流の拠点としての役割を果たしてまいります。医療技術の向上とともに、文化や価値観を尊重し合える医療人材の育成を目指します。
【本件に関するお問い合わせ】
こうのす共生病院 広報室
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メール:info@kouaikai.jp
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