地域物流×飲食店×ドローンで「秩父市山間地域の物流課題解決モデル」構築に向けた挑戦を開始
~クラウドファンディング挑戦中!~
一般社団法人ちちぶ結いまち(本社:埼玉県秩父市、代表理事:深田雅之)は、山間地域における物流課題の解決を目指し、埼玉県秩父市大滝をモデル地域とし、新たな「物流課題解決モデル」構築に向けたプロジェクトを開始しました。
その第一歩として、「道の駅大滝温泉」敷地内にある飲食店を取得し、ドローン物流の離着陸拠点(ドローンポート)機能を有した店舗へリニューアルオープンするためのクラウドファンディングを開始いたしました。
■クラウドファンディングHP:https://camp-fire.jp/projects/901104/view
【取り組みの背景】
大滝地域は、かつて約8,200人が暮らしていましたが、現在は人口約500人弱、高齢化率60%以上という深刻な過疎地域となっています。生活を支える交通・物流は年々困難となり、次のような課題が顕在化しています。
・大滝地域は秩父市全体の約57%を占める面積があり、配送にかかる距離が長い一方で、人口減少による荷物量の縮小から配送効率が悪化
・埼玉県有数のパワースポットである「三峯神社」への観光客来訪で発生する交通渋滞により、平常時では往復30分程度の道路において、少量の荷物配送に往復4時間かかる非効率な配送
・ドライバー人材の不足により、過疎地域への物流リソースも不足
物流網の崩壊は、山間地域にとって、医療・買い物等の生活基盤のすべてに直結する深刻な地域課題です。
一方で、ドローンを活用した荷物配送の実証実験が全国各地で行われており、また、ドローン操縦者の国家資格制度や規制緩和等の環境整備も進み、今後、新たな物流手段として期待がされています。
【本プロジェクトの目的】
本プロジェクトは以下4つの目的を掲げて実施します。
1.山間地域の持続可能な物流体制の構築山間部への荷物配送を効率化、低積載率や人手不足の配送課題を解消、ドローンによる次世代ラストワンマイル配送の実現をし、住民生活を支える新たな仕組みを構築します。
2.地域経済と雇用の創出「道の駅大滝温泉」敷地内の飲食店をリニューアルし、飲食店収益でドローンによる配送コストを補填。地域住民、観光客向けサービスの提供で地域への集客、地域雇用を生み出します。
3.住民の暮らしの質向上と観光活性生活物資の配送安定化に加え、観光向けサービス提供により地域の活性化を図ります。
4.全国展開可能なモデルケースを創出過疎、高齢化、交通不便地域での物流解決事例を作り、大滝で実証した仕組みを「全国の山間地域にも横展開できるモデル」として確立することを目指します。
【プロジェクト概要】
プロジェクト名:山間地域の物流問題。埼玉県秩父市大滝の小さな飲食店からドローン物流の挑戦を始めたい!
場所:埼玉県秩父市大滝地域
目標金額:2,000,000円
方式:All-in方式
実施期間:2025年11月7日(金)〜2025年12月31日(水)
クラウドファンディングサイト:CAMPFIRE(キャンプファイヤー)https://camp-fire.jp/projects/901104/view
【スケジュール】
2025年11月末:店舗取得完了
2026年1月:リニューアルオープン
2026年3月:ドローン配送の定期運航開始予定
● 「ちちぶ結いまち」とはちちぶ結いまちは、秩父市および周辺地域の先端技術等を活用した産業の活性化による地域振興の推進を目的とし、ドローンや空飛ぶクルマ、自動運転等のロボティクス技術やAI、ビッグデータ、DX等のデジタル技術の秩父地域での社会実装を支援するために設立した一般社団法人です。今後は、地元企業や地域外の大手企業とのマッチングや地元デジタル人材の育成、また、先端技術の社会実装のロールモデルを構築することで、安全・安心・快適な住民生活を提供し、貢献していきます。
【組織概要】社名:一般社団法人ちちぶ結いまち
英文:Connected City Chichibu(略称:CCC)
本社:埼玉県秩父市熊木町9番5号
代表理事:深田 雅之
設立:2024年2月15日公式サイト:https://www.c-yuimachi.com/
お問合せ先:TEL:0494-33-9071 Mail:info@c-yuimachi.com

