マスメディアとSNSを一元リスニング、 広報・PR支援ツール「Clip Master」誕生
~新聞・雑誌・WEB・SNSをまとめて分析。 経営報告・ブランド評価をデータドリブンで支援~
アットクリッピング株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:蜂屋 博司、以下「アットクリッピング」)は、新聞・雑誌・WEBに加え主要SNSを横断的にリスニング可能としたSaaS型ダッシュボード「Clip Master(クリップマスター)※商標登録申請中」を2025年9月16日(火)より提供開始いたします。
概要
当社は50年以上にわたり新聞・雑誌・WEBのクリッピングを提供し、行政機関、大手企業、大手PR事業者など、年間500社以上とお取引をいただいてきました。顧客アンケートでは、契約期間5年以上の長期利用が51.9%、継続利用意向は90.4%に達するなど、高い信頼と満足度を得ています。
一方で、昨今重要性が高まるSNSクリッピングについては既存サービスで十分に対応できておらず、多くの企業が内製や他サービスを併用していました。こうした状況を受け、マスメディアとSNSを一元的にリスニングできる新サービスとして「Clip Master」を開発いたしました。
「Clip Master」は、従来バラバラのツールで行われていた「マスメディア露出分析」と「SNS上の世論・競合動向モニタリング」を単一ダッシュボードで完結させ、戦略広報とデータドリブンマーケティングを強力に支援します。クリッピング専業企業やSNSリスニング専業企業では対応が難しい“定量×定性”のマルチモーダル解析をダッシュボードで直感的に可視化、かつ、高度なAIテクノロジーの“掛け合わせ”こそが、「Clip Master」の最大の差別化ポイントです。
「Clip Master」は、広報・宣伝部門のみならず、経営企画・マーケティング・カスタマーサクセス部門までをカバーすることで、企業全体のコミュニケーションROIを最大化します。
「Clip Master」ダッシュボード画面(イメージ)


開発背景
● 情報流通チャネルの多層化
企業コミュニケーションは紙・電波からWEB・SNSへ急速に拡大。モニタリング対象の抜け漏れが課題に。
● 既存ツールの分断
クリッピングとソーシャルリスニングを別システムで運用すると、レポート統合・コスト最適化が困難。
● 定量・定性分析ニーズの高度化
広報ROIや広告換算費、SNS波及効果などを部門横断で可視化したいという声が増加。
これらの課題をうけ、当社は「Clip Master」によりマスメディアとSNSを横断的にリスニングし、網羅性とテクノロジーの両立によって新しい価値を提供するに至りました。
「Clip Master」主要機能
●ハイブリッドクリッピング&ダッシュボード

●主要類似事業者との比較(2025年8月 当社調べ)
クリッピング専業やSNSリスニング専業では「紙+WEB+SNSを一元的に分析できる」サービスは限られています。
「Clip Master」は、紙・WEB・SNSを統合し、当社調べによると、ダッシュボード出力まで完備した国内唯一の一元リスニング事業として差別化されています。

※A社、B社は、当社とならび、紙媒体を中心としたクリッピング専業事業者の大手事業者
※C社、D社は、SNSリスニングを主軸としたSaaS系事業者
今後の展望
ローンチ後、利用企業の皆様から得たフィードバックを基に、AI要約や感情分析、生成AIによる自動レポーティングを実装し、経営層への迅速なレポート提出を可能にするとともに、2026年4月のTVクリッピング提供開始時には、さらにバージョンアップした「Clip Master」を提供いたします。将来的にはグローバル言語対応と、広告・SNS運用データの横断分析による 統合コミュニケーション・インテリジェンス基盤(企業コミュニケーション全体をデータで横断管理する仕組み) への進化を計画しています。
会社概要
商号 : アットクリッピング株式会社
代表者 : 代表取締役社長 蜂屋 博司
所在地 : 東京都新宿区新宿2-3-10 新宿御苑ビル5F
事業内容: メディアクリッピング/モニタリング、
ソーシャルリスニング、PR効果測定
設立 : 2025年1月(ソーシャルワイヤー株式会社より分社化)
URL : https://www.atclipping.jp/