キーウェアソリューションズ、 自社に「デジタルシェルター」を導入し、 サイバーレジリエンスを強化
~自社導入の知見を活かし、 高い信頼性を備えた分散型セキュリティストレージを提供~
キーウェアソリューションズ株式会社(本社:東京都世田谷区、代表取締役社長:三田 昌弘)は、当社が開発に参画したソフトウェア型サイバーレジリエンスサービス「デジタルシェルター」を自社に導入し、9月より利用を開始したことをお知らせいたします。
「デジタルシェルター」は、当社と株式会社デジタルアセットマーケッツ、株式会社インタートレードが共同で開発した分散型セキュリティストレージです。企業が保有するデジタルアセットを無意味化し、ブロックチェーン技術を活用して国内外のクラウドなどに分散保管することで、CP(緊急時対応計画)の実行性を効果的にし、あわせてサイバー攻撃や災害・有事リスクへの強固な耐性を実現します。
当社は、本導入を通じて自社のサイバーレジリエンスを強化するとともに、得られた知見を今後のサービス品質や信頼性向上に活かしてまいります。
導入の背景・目的
近年、サイバー攻撃の高度化や自然災害の多発に伴い、企業におけるデータ保護・事業継続の重要性は増しています。当社は自社の情報資産を確実に保全し、万一の事態においても確実に復旧し事業を継続できる安心の体制を整えること、さらに導入・運用を通じて得られた知見をサービス品質や顧客サポートの向上に活かすことを目的とし「デジタルシェルター」を自社に先行導入いたしました。
導入概要
当社では、7月中旬から情報システム部門を中心に社内導入プロジェクトをスタートし、9月中旬に本稼働を迎えています。プロジェクトでは、情報システム部門を中心に、全社で保有するデジタルアセットを洗い出し、重要度・レジリエンスの観点から優先度を評価しました。その結果、基幹システムに関連するデータの中でも、特に事業継続の観点において重要度の高いものを選定し、導入いたしました。
開発担当役員のコメント
近年、自然災害やサイバーリスクの高まりを踏まえ、事業継続体制の強化は重要な経営課題となっています。当社は本サービスを自社に先行導入することを通じ、自社の事業継続体制を強化するだけでなく、導入・運用に関する知見を蓄積することで、お客さまに安心してご利用いただける信頼性の確立にも取り組んでいます。本サービスは、電子帳簿や顧客情報、研究・治験記録、設計図書、特許・技術文書、製造記録など、事業継続に直結するデジタル資産の保護に幅広く適用可能で、高度な情報保全が求められる領域におけるレジリエンス強化に資する仕組みと考えています。自社での運用を通じて得られた知見を継続的にサービス改善と品質向上へ反映し、お客さまの信頼性確保と持続的な事業運営を支援してまいります。
取締役 執行役員常務 新事業担当 斉藤 郁夫
サービス紹介サイト
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デジタルシェルターに関するお問い合わせ先
E-Mail:digitalshelter@keyware.co.jp