物流問題。再配達を無くす。「宅配便置き配かばんクリオネバッグ」が販売店を募集。

集合住宅の制限を緩和した―――掛けたまま使える唯一の宅配ボックス。

2025-09-01 11:45

Cle'oneBag(所在地：長野県松本市)は、持続可能な未来の物流維持を目指しインターネットを中心に「宅配便置き配かばんクリオネバッグ」を販売してまいりました。
社会問題となる国内の物流問題に対し、減らない再配達負担を解決していく為にこの度「宅配便置き配かばんクリオネバッグ」をお取り扱いいただける販売店様を募集します。

特徴

宅配便置き配かばんクリオネバッグはクラウドファンディングで支持を得た宅配ボックス(かばん)です。主な特徴は以下の通りです。

・コンセプトは「日常生活に溶け込む置き配かばん」
　宅配頻度が少ない方も使いやすいよう安価で多様性を重視した宅配ボックスです。
・キャッチフレーズは「掛ける×繋げる×持ち運ぶ」
　ドアに掛けて使用する事ができ、繋げる事で重量物もエコバッグとしても使用できます。
・特許(出願中)・意匠権取得済み・商標(出願中)の新しいカタチの宅配ボックスです。
　企業ロゴのプリント等も対応ができ、環境・社会問題に訴求した企業PRが可能です。

価格

メーカー希望小売価格：2,950円(税込)
卸価格：受注内容・個数・生産内容によりメリットのあるご提案をさせていただきます。

物流業界の背景

◆物流業界の今と、解決すべき“受け取り”の課題
宅配業界は今、分岐点に立たされています。
日本の宅配便取扱個数は年間約50億個を超えると言われていますが、これはヤマト運輸・佐川急便・日本郵便などの認可事業者による配送のみを対象にした数字です。実際には、Amazonの自社配送便(Amazon Flex)や、楽天・ヨドバシの自社網、一部の地域型委託配送、置き配完了分などが含まれておらず、実態はさらに大きいと見られています。
※例：Amazonの配送便は、国の「宅配便運送約款」対象外のため統計に含まれません。

◆再配達は物流の限界を突きつける
・再配達率は一時15％を超える水準に
・担い手不足と長時間労働が慢性化、特に都市部で深刻
・配達効率の悪化は、CO2排出や人的コストの増大にも直結

◆宅配新時代へ　国が後押しする“置き配”の標準化
2025年6月、国土交通省は「置き配」の標準化に向けた制度検討を正式に開始しました。
これまではあくまで“選択肢のひとつ”とされてきた置き配ですが、再配達削減や物流の効率化を背景に、今後は全国で当たり前の受け取り方法として普及する可能性が高まっています。しかしながら、盗難や紛失等の問題も増加しており2019年度～2023年度には置き配に関する相談は約10倍に増加しています。*1
その為、住環境やライフスタイルに調和する新たな受け取り手段の整備が、社会的にも求められています。
*1 出典東京都消費生活総合センター

集合住宅の問題点

・共用設備に頼れない時代の宅配課題
築年数の古い集合住宅では宅配ボックスの設置数が乏しく、利用者が個別に共用通路へ宅配ボックスを設置することは消防法などの法令により原則として認められていません。再配達を減らしたくても実質的に宅配ボックスを利用できない住民も少なくなく、このような背景のもと、ドア設置型で共用部を占有せず、必要なときだけ柔軟に使えるクリオネバッグは制度面・物理面の制約を限りなく抑えつつ宅配の受け取り環境を改善していきます。