会えないままお別れなんかしたくない！！業界初、葬儀法事の抗原検査キット付きサービス開始

2021-11-25 09:30

創業80年、冠婚葬祭仕出し専門店の魚伊三株式会社(本社：東京都練馬区、代表：小美濃友一)は、コロナ禍でも安心して式を行いたいという声が多い事から、業界初となる抗原検査キット付きサービスを12月1日から開始します。

コロナ禍の葬儀、宣言解除後も大勢集まることに懸念

コロナで葬儀の形が変わり、身内だけで行う家族葬が中心になっています。感染防止の観点から、親族以外の参列者を呼ばず、かつ長い時間を過ごさないために通夜と葬儀の二日間に分けて行わない1日だけの儀式が多くなりました。また、会食なしで折詰料理を持たせて終わるケースが通常となりました。

感染者数が減って以前の形に戻りつつありますが、大勢を呼ぶことは少なく、特に食事については多くの方が皆で箸をつまむ大皿料理を懸念しています。葬儀法事料理を提供する当店としても、緊急事態宣言中はお持ち帰り料理中心でしたが、解除後は半分くらいの割合に変化しました。しかし、中にはたくさん人を呼んで食事しながら話をしたいが感染を懸念してその場で食事をしない事を選ばざるを得ない方が多くいます。

参列の安心材料に、抗原検査キット付きの葬儀

そこで当店では業界初となる抗原検査キットを配るサービスを開始しました。「ゆかりの深い人を招いて生前話を聞きたかったし、一緒に弔う事で前向きな気持ちになれるが、コロナを警戒して呼ぶに呼べない」という喪主の声や「最後にきちんとお別れを言いたいが、コロナで会えないとなると寂しい。自分が感染したりコロナを広めてしまうと思うと怖い」といった参列者の声があったからです。

事前に陰性か陽性かわかる目安があれば安心して葬儀・法事ができるという声が集まり、抗原検査キット付きサービスを開始することにしました。抗原検査キットは希望者や喪主の意向によって送られ、出かける当日に不安がある人が自ら検査を行います。PCR検査のように結果が出るまで時間がかかることはなく、15分程度で判定が出ます。万が一陽性が出た場合は、その方の料理に関わるキャンセル料を無料にします。

さらに料理に関しては、大皿料理を数人で食べていた従来形式からひとり一皿ずつ食べられるスタイルに切り替えました。鮨・煮物・天婦羅・オードブルのセット料理を、各ひとり分ずつ別皿にし、1個ずつラップをかけて飛沫に配慮する事で、より安心感を持たせました。サービス開始前に告知したところ、葬儀社より問い合わせが増えております。

本当は皆で料理を囲んで父の話を聞きたかった

生前の付き合いが多い故人の場合は、多くの方に声をかけたいが、コロナ禍で仕方なく人数制限している喪主も少なくありません。料理を囲んで故人を忍ぶ事は、供養という意味合いだけでなく、送り出す側の気持ちの整理としてとても大事なことだと言われております。喪主の中には「笑顔の絶えなかった父の訃報に家族だけでなく、多くの友人が惜しみました。その方々とは面識があり、まるで家族のように過ごしてきましたが、コロナで呼べずとても残念でした。本当は皆で料理を囲みながら父の話を聞きたかった」という声を聞いた時に胸が痛みました。

ワクチン接種ができない方や子供もいる中、事前に簡単に検査できる抗原検査やひとり一皿料理は式を開催する側や参列する側にとっても安心材料になります。このところ感染者数が減ったことで、食事を伴う会合の注文が増えてきました。葬儀や法事だけでなくケータリングやパーティーでも、抗原検査キットやひとり一皿料理を提供して皆様が安心して会食できるようにしていきます。

《抗原検査キット、ひとり一皿料理商品概要》
抗原検査キット：2,200円(税込)※送料無料
鮨、煮物、天婦羅、オードブルの5名様セット
　胡蝶セット(こちょう)：60,500円(税込)
　雅セット(みやび)　　：44,000円(税込)
　扇セット(おうぎ)　　：33,000円(税込)
配達範囲：新宿以西の都内(最低受注金額あり)
注文方法：電話又はインターネットより受付(2日前までの注文)