NTTインテグレーション、生成AI×コンサルティングの融合組織 『AI-Modernization & Integration Cowork Center(AMICセンター)』を設立 ~確実かつ安全なレガシーシステム・モダナイゼーションを推進~
NTTインテグレーション株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長執行役員:桜井 伝治、以下 NTTインテグレーション)は、長年の運用によりブラックボックス化したレガシーシステムの確実かつ安全なモダナイゼーションを推進するため、新たな専門組織『AI-Modernization & Integration Cowork Center(以下AMICセンター:エイミックセンター)』を2026年4月に設立いたします。
多くのエンタープライズ企業において、システムの「ブラックボックス化」やドキュメントの不在、有識者の退職・高齢化に伴う「2025年の崖」が共通の課題となっていましたが、2026年を迎えた今も多くの企業がこの課題を乗り越えられずにおり、事態は深刻さを増しています。従来、システム全体をBPR(ビジネスプロセス・リエンジニアリング)とともに一新する「ビッグバン移行」が主流でしたが、これには隠れた依存関係による大規模障害やコスト超過などリスクが極めて高く、大規模刷新では失敗時の影響が甚大です。
これに対しNTTインテグレーションは、経験や憶測に頼るのではなく、生成AI(IBM Bob ※)を用いてシステム内部を「先進的、網羅的な検査」により可視化。リスクを最小化する「段階的移行」を推奨しています。このアプローチを、お客様やパートナーとの協業(Cowork)により完遂するために設立したのが『AMICセンター』です。
※ IBM Bobは、従来の「コーディング・アシスタント」を超え、ソフトウェア開発ライフサイクル全体を自律的にサポートするAIエージェント駆動として設計されています。
これまでAI化が難しかった独自性の高い基幹システムの解析や、Java等への変換、仕様の可視化を強力にサポートします。
『AMICセンター』の概要と5つの提供価値
『AMICセンター』は、IBMの最新AI駆動開発ツール「IBM Bob」が持つ圧倒的な解析力・コード理解力と、長年レガシー環境を支えてきたNTTインテグレーションのコンサルティングノウハウや専門知識を融合させた、国内屈指のレガシーシステムモダナイズセンターです。単なるツールの提供にとどまらず、AIの力を最大限に引き出すため、以下の5つのコアサービスを提供します。

1)環境棚卸サービス
・お客様のソースデータを機密を維持しながら『AMICセンター』にて受け入れ、現行システムの棚卸
2)環境解析サービス
・お客様のソースデータからシステム概要書を生成
・お客様の各種データからIT環境全体を整理
3)仕様書作成サービス
・メニュー階層、ER図、フローチャート、利用頻度、資源利用状況等の現行仕様を生成
・PgM(プログラムマネジメント)仕様書を生成
・IBM Bobが判断を支援する「To-Be(あるべき姿)」プランの提示
4)NEXTStepアドバイザリーサービス
お客様のDX戦略に合わせ、解析サービスの結果および追加調査を行い、IBM Bobとエンジニアの知見を融合した最適な移行方針を様々なパターンでご提示
・既存資産を有効活用しつつ、生成AIを活用した人材育成と運用効率および品質維持プランの立案
・既存資産の維持運用を引き受け、生成AIの活用により安定的かつ高度な継続維持を実現する「BPO-AMSサービス」スキームの立案
・IBM Bobを用いてスライスアウトやAPI化、AIエージェント化に適した機能を選定し、実装時の投資対効果(ROI)を算定・立案
・COBOLやRPGの撤廃を伴うマイグレーションにおいて、IBM Bobによる具体的な根拠に基づき、手法・コスト・一長一短を網羅した最適な方針を策定
5)DX施策実施サービス
・アドバイザリーサービスで選定した方針に基づき、ご提案、RFP作成支援を実施
自社基幹システムでの徹底した検証エビデンス
サービス展開に先立ち、NTTインテグレーションで30年間稼働し続けている営業支援基幹システム(IBM i / RPG IV, CL)を対象に徹底した検証を実施しました。その結果、以下の成果を実証しています。
・ システム構造の全方位可視化:AIがRPGソースからシステム構造(3層分類、ER図、ビジネスフロー等)を自動生成
・ 依存関係の解明:単一のファイルに約80本のプログラムが依存する「単一障害点」を特定し、ブラックボックスを打破
・ 移行エリアのトリアージ:結合度分析に基づき、システム全体の一斉移行ではなくリスクと効果に基づいた優先順位付けを実施
・ 高精度なコード変換:FF-RPGやJavaへの高精度なコード変換を実現し実装工数を大幅に削減。「JaBOL(手続き型Java)」の罠 ※ を回避し、真のオブジェクト指向へのモダナイズを実現
※ 「JaBOL」の罠とは、「Javaというモダンな言語を使っているにもかかわらず、COBOLの手続き型パラダイムをそのまま引き継ぐことで、保守性や開発効率が著しく低下する」という問題です。
NTTインテグレーションは、「システム環境の棚卸」を第一歩とし、モダナイゼーション実施に至る「5つのステップ」で、お客様のDX実現に向けた変革をサポートしてまいります。
『AMICセンター』に関するお問い合わせ先
NTTインテグレーション株式会社
エンタープライズ第2事業本部 AMICセンター 担当
AMIC@niandc.co.jp
◆ 参考リンク:・NTTインテグレーションサイト | IBM Bob
https://www.niandc.co.jp/sol/ibm-bob-amic/
■ NTTインテグレーション株式会社(旧社名:日本情報通信株式会社)< https://www.niandc.co.jp/ >
NTTインテグレーション(NI+C)は、1985年にNTTと日本IBMの合弁会社として設立され、2025年に創立40周年を迎えました。システム開発から基盤構築、クラウド化への対応、社内外データ統合とAIによる分析、EDIサービスやセキュリティ、ネットワークサービス、運用保守までをトータルに提供しています。
「おもひをITでカタチに」をスローガンに、お客様の経営課題解決に貢献できる真のベストパートナーを目指してまいります。
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