未発表の新型ロードバイクでマチュー・ファンデルプールが勝利
石畳クラシックを3連覇――獲得標高3000mの過酷コースで速さと快適性を高次元で両立
キャニオンは、アルペシン・プレミアテック所属のマチュー・ファンデルプールが、石畳クラシックの重要な前哨戦であるE3サクソ・クラシックにおいて優勝を果たし、同レース3連覇を達成したことをお知らせします。
今回の勝利は、同選手が投入した未発表の新型ロードバイクによって達成されました。本モデルは現在開発最終段階にあり、正式発表に先駆けてトップレベルのレースでその実力を示す結果となりました。

過酷なレースで証明された総合性能
春のクラシックは長い山岳の峠道こそ含まれないものの、短い登坂と平坦区間を絶えず繰り返す構成で、本レースは総獲得標高3000mをオーバー。さらに、荒れた舗装や石畳特有の激しい振動と路面変化が選手と機材に大きな負荷を与える、極めて過酷なレースとして知られています。

このような環境では、
・繰り返される加減速と登りでの瞬間的な反応性
・不安定な路面を難なく走破できる安定したハンドリング
・ハイスピードを維持できる空力性能
・荒れた路面でも推進力を失わない路面追従性
・太いタイヤ、泥のレースでも使用できるタイヤクリアランス
・長時間にわたるレースでの疲労を抑える振動吸収性能がもたらす快適性
が求められ、単一の性能に特化したバイクでは勝利は困難です。
今回の結果は、この未発表モデルが平坦・登坂・荒れた路面という異なる条件を高次元で統合した、次世代のオールラウンド性能を備えていることを示しています。
「速さ」と「快適性」の新たな基準へ

キャニオンはこれまでも世界トップレベルの選手達に、最高峰のCFR(キャニオン・ファクトリー・レーシング)クラスの「エアロード CFR」を供給し、ワンデーレースからグランツールまで、あらゆるレースで勝利を量産してきました。このエアロード CFRでは、空力性能によるスピードを極限まで追求しながら、軽量性、長時間のレースにおいて疲労を抑え重要な局面で勝利をもぎ取る快適性の両立を追求してきました。
今回の新型モデルは、春のクラシックのために両立をさらに推し進め、
・高速域での効率的な巡航性能
・延々と続くアップダウンを苦にしない軽量性
・ライダーの消耗を抑える振動吸収性
・安定したハンドリングと十分なタイヤクリアランスによるオールロード性能
を高いレベルで融合させています。特に、登坂と平坦、悪路を自在に行き来するようなルート、長距離・長時間のライドにおいてもパフォーマンスを損なわない点は、従来のカテゴリーの枠を超える特徴と言えます。
現実のライド環境に最適化された一台

このような性能特性は、レースだけでなく、一般サイクリストの日常のライド環境においても大きな価値を発揮します。
ストップ&ゴーやアップダウンが連続するルート、路面状況が一定でない環境など、実際のライディングシーンにおいて求められるのは、特定条件に特化した性能ではなく、総合的なオールロードでの速さです。
今回のレースで示されたパフォーマンスは、まさにその「現実世界での速さ」を体現するものです。
今後の展開について

本モデルの詳細については現時点では未公表ですが、春のクラシックの大一番である4月5日のロンド・ファン・フラーンデレンや4月12日のパリ〜ルーベでこのバイクを使用するライダーたちの活躍が見込まれます。キャニオンは今後も、トップアスリートとの協働を通じて独創的な製品開発を進め、あらゆるライダーに革新的なライディング体験を提供していきます。






