『ミドルエイジ起業の成功法則』　10月27日、全国の書店、ネットにて発売

2025-10-23 15:55

40代・50代に最適！ミドルエイジ起業の成功法則を書籍化「人生価値ある挑戦」10月27日発売
50歳での起業体験から導き出された「令和の社長5原則」と実践的ノウハウ

高木書房（所在地：東京都荒川区西日暮里5-14-4-901、代表：斎藤信二）は、2025年10月27日に書籍「人生、価値ある挑戦ミドルエイジ起業の成功法則」を全国の書店およびネット書店で発売します。本書は50歳で起業した著者の実体験に基づき、40代から50代のミドルエイジ世代に向けた起業への具体的な備えや心構えのヒントを提供します。

ミドルエイジ世代の起業は日本経済の新たな可能性

帝国データバンクの2024年調査によると、日本で新たに設立された法人は15万3千社に上り、代表者の平均年齢は48.4歳となっています。この数字が示すように、ミドルエイジ世代の起業は珍しいことではなく、むしろ成功率が高いことが明らかになっています。
本書では、著者が50歳で日本初の「出張カウンセリング」をビジネスモデルとしてＥＡＰ（従業員支援プログラム）会社を設立した経験を基に、ミドルエイジ世代が起業する際の準備や心構え、直面する課題への対処法を具体的に解説しています。
著者が起業を決意したきっかけは、立派なキャリアを持ちながらリストラに直面し、孤立して自ら命を絶った友人の死でした。この経験から、カウンセラーという職業の重要性を認識し、従来の「カウンセリングはカウンセリングルームで行うもの」という考え方に拘らず「出張カウンセリング」という新しいビジネスモデルを考案しました。
しかし、起業初年度は売上ゼロという厳しい現実に直面しながらも、出張カウンセリングは必ず必要とされる」という信念を持ち続けた結果、現在では研修等も含め全国の大手企業1180社超が利用し、売上５億円に近い企業へと成長させました。

著者プロフィール

著者の佐久間万夫氏は、1949年名古屋市生まれ。東京大学卒業後、シカゴ大学でMBAを取得。東海銀行、JPモルガン、バークレイズでの勤務を経て、2000年に50歳でＥＡＰ会社を創業。
現在は経済同友会会員、経団連加盟企業として活躍。25年に及ぶEAP事業の経験を生かし、約1180社にサービスを提供。日本証券アナリスト協会検定会員、英検1級保持者でもある。

「令和の社長5原則」で成功への道を開く

本書では、ミドルエイジ起業の成功へのヒントとして「令和の社長5原則」を提唱しています。これは「伴走」「信頼」「率先」「心の健康」「志」の5つの要素から成り、起業家としての基本姿勢を示すものです。
ミドルエイジ世代の起業の強みについても詳しく解説されています。シリコンバレーの投資家による調査では、高成長企業の創業者の平均年齢は45歳という結果が出ており、40代～50代の経験と実績、情報や人脈は起業において大きなアドバンテージとなります。
また、本書では起業の際の具体的なアドバイスとして、以下のポイントが強調されています：

会社に在籍しながら少しずつ起業準備を進める戦略的アプローチ
「貯金」と「創業融資」を活用し、自宅を担保にした借金は避ける
ビジネスの種は世の中の「不便・不都合・不満」（3F）にある
最低4年間はやり抜く覚悟と資金の準備が必要
健康維持の重要性と家族などの身近な人の協力の必要性
在庫を抱えるビジネスは避ける
著者は「起業とは単に自分のビジネスを持つという話ではなく、自分と社会の接点を新たに作り直す行為」と定義し、それによって「この世に生まれてきた意味」を強く感じることができると述べています。