マイルス・デイビス生誕100周年! “帝王”の音楽を、いま改めて聴き直す――『stereo』10月号特集「マイルス・デイビス再生」
2026年、ジャズの巨人マイルス・デイビスが生誕100周年を迎えました。
『カインド・オブ・ブルー』をはじめとする数々の名盤を世に送り出し、アコースティック・ジャズからエレクトリック・ジャズまで、時代ごとに新たな音楽を切り拓いてきたマイルス・デイビス。その音楽は、発表から半世紀以上を経た現在も色あせることなく、世代を超えて聴き継がれています。
そんな記念すべき年に、オーディオの総合月刊誌『stereo(ステレオ)』2026年10月号では、「マイルス・デイビス再生」と題し、マイルス・デイビスを「音楽」と「音」の両面から掘り下げます。

まずはここから。マイルスを知る10枚
マイルスを知るうえで欠かせないのが、数々の名盤です。ジャズ評論家の岡崎正通氏と小川隆夫氏による「マイルス・デイビスを知る10枚」では、膨大なディスコグラフィから、マイルスの音楽を知るための10枚を紹介。長年のマイルス・ファンはもちろん、「これからマイルスを聴いてみたい」という人にも、その音楽に触れる格好のガイドとなっています。
あなたのスピーカーで、マイルスはどう鳴る?
マイルスの音楽を「どう聴くか」にも迫ります。「マイルス・デイビスに合うスピーカーってなんだ?」では、7機種のスピーカーでマイルスの音楽を聴き比べ。トランペット奏者の類家心平氏、ジャズDJの大塚広子氏をゲストリスナーに迎え、スピーカーそれぞれの個性によって、マイルスの音楽がどのように描き分けられるのかを探ります。
さらに、現代をゆくCDプレーヤー6モデルでマイルスを聴き比べる「MD(マイルス・デイビス)のCDチェック!」、SACDプレーヤーが聴かせるミュート・トランペット、マルチチャンネルで体感するマイルス、巨大センタースピーカーで鳴らすモノラル録音など、さまざまな再生環境から、その音楽の魅力に迫ります。
伝説の日本公演が、オリジナル・マスターから蘇る
今回の特集で特に注目したいのが、エレクトリック・マイルスを象徴する2作品です。1975年、大阪・フェスティバルホールで行なわれた伝説の日本公演を捉えた『アガルタの凱歌』『パンゲアの刻印』。エレクトリック期のマイルスを代表するこの2作品は、現在も多くの音楽ファンに聴き継がれています。
今回の再発盤で注目したいのが、オリジナル・マスターテープから改めて制作されている点。30年以上の時を経て生まれ変わった『アガルタ』『パンゲア』は、いったいどのような音に仕上がっているのでしょうか。本誌では、今回の再発盤と当時のオリジナル盤を実際に聴き比べ、そのサウンドの違いを検証します。
なぜマイルスは、ジャズを変え続けたのか?
マイルスの革新性にも迫ります。「~マイルスは何をしたか~ エレクトリック・マイルス入門」では、マイルス研究家の小室敬幸氏と、マイルス好きを公言する矢澤孝樹氏とともに、エレクトリック期の音楽をひも解きながら、マイルスがジャズにもたらした変化について考えます。
名盤から、音の細部まで。まだまだ広がるマイルスの世界
そのほか、クォードで聴くヨーロッパのマイルス、アコースティックとエレクトリックの狭間からマイルスの聴き方を考える企画、「音」で選ぶマイルス3選など、音楽ファンにもオーディオファンにも楽しんでいただける多彩な企画を収録しています。
秋の夜長、名盤を聴き直すもよし、これまで聴いてこなかった作品に挑戦するもよし。そして、聴き慣れた一枚を、いつものオーディオで改めて聴いてみるのもよし。あらゆる時代の最先端の音楽を提供し、リスナーを驚かせ喜ばせてきたサウンドクリエイターとしてのマイルス・デイビスを、本誌と共に深掘りしてみませんか。
stereo 2026年10月号「マイルス・デイビス再生」
定価:1,375円(本体1,250円+税)
判型:B5判
発売日:2026年9月18日(金)
発行:株式会社音楽之友社
https://www.ongakunotomo.co.jp/catalog/detail.php?id=052610

