広島県内の高校で初めて、アサヒ飲料「CO2を食べる自販機」を導入 近畿大学附属広島高等学校福山校が生徒の提案で実現

2026-04-01 14:00
令和7年(2025年)11月の「広島カーボンリサイクルサミット2025」に参加した際の様子

近畿大学附属広島高等学校福山校(広島県福山市)は、広島県内の高校で初めて、アサヒ飲料株式会社(以下、アサヒ飲料)の「CO2を食べる自販機」を導入します。これは、大気中のCO2を吸収する国内初の自動販売機で、令和8年(2026年)4月7日(火)の全校集会で、3年生の有志生徒2人が全校生徒に向けて設置について紹介します。

【本件のポイント】
●近大附属広島高校福山校が、広島県内の高校で初めて、アサヒ飲料の「CO2を食べる自販機」を導入
●生徒が企業に直接交渉して、導入につなげた実践的な学びの取り組み
●生徒が身近な自動販売機を通して、脱炭素社会やカーボンリサイクルへの理解を深める

【本件の内容】
近畿大学附属広島高等学校福山校では、3年生が、福山市の花「ばら」の剪定枝からバイオリサイクル燃料「ばらのバイオコークス」を製造するという探究活動に取り組んでいます。これまでに、製造した燃料を用いて団子や芋を焼く実証実験を行い、非常時の炊き出し燃料として活用できることを確認しました。また、ミニSL機関車の走行実験やフライパン製造の鍛造実験を行い、コークスと50対50の割合で代替できる可能性についても検証してきました。
こうした取り組みが評価され、令和7年(2025年)11月に開催された「広島カーボンリサイクルサミット2025」において、生徒が「ばらのバイオコークス」の取り組みについてポスター発表を行いました。生徒たちはその会場で、空気中のCO2を吸収して工業原料などに活用するアサヒ飲料の「CO2を食べる自販機」のことを知り、その資源循環の考え方に関心を持ちました。さらに生徒2人が自分たちの高校にも是非導入してほしいと考え、導入の許可を得るための教職員へのプレゼンテーションの実施、アサヒ飲料中四国支社 自販機開発営業部との交渉を経て、校内への導入を実現しました。自販機は、令和8年(2026年)4月3日(金)に設置され、4月7日(火)の始業式後の全校集会で生徒が設置について紹介します。
本校では今後も、このように生徒が環境問題を生活に身近なものとして捉えられるような取り組みを行ってまいります。

【実施概要】
日時  :令和8年(2026年)4月7日(火)9:20~9:25
場所  :近畿大学附属広島高等学校・中学校福山校 体育館
     (広島県福山市佐波町389番地、JR山陽本線「福山駅」から鞆鉄バス「尾道方面行」約10分、
      「近畿大学附属広島高等学校・中学校 福山校前」下車徒歩約5分)
発表者 :高校3年生 2人
参加予定:中学校・高等学校 全生徒約1,200名

【CO2を食べる自販機】
アサヒ飲料の「CO2を食べる自販機」は、国内初の大気中のCO2を吸収する自動販売機です。庫内にCO2吸収材※1 を搭載しており、大気中のCO2を吸収します。1台あたりの年間CO2吸収量は、稼働時の電力由来によるCO2排出量の最大20%に相当※2 し、スギ(林齢56~60年)約20本分の年間吸収量に匹敵します。
吸収したCO2は、さまざまな工業原料として活用され、コンクリート、アスファルト、無焼成タイルなどの原料に配合されることで固定化されるほか、ブルーカーボン生態系※3 再生やサンゴ保全といった環境保全分野での活用も進められています。
※1 外部協力工場の製品製造時に発生する副産物
※2 稼働電力由来のCO2排出量に対して
※3 「海洋生態系に蓄積される炭素」のことであり、そうした作用を有する生態系

【アサヒ飲料株式会社】
所在地   :東京都墨田区吾妻橋一丁目23番1号
代表者   :代表取締役社長 近藤佳代子
事業内容  :各種飲料水の製造・販売、その他関連業務
ホームページ:https://www.asahiinryo.co.jp/index.psp.html

【関連リンク】
附属広島高等学校福山校
https://www.fukuyama.kindai.ac.jp/

NC動画生成サービス
Copyright 2006- SOCIALWIRE CO.,LTD. All rights reserved.