中深煎り&浅煎り「フェアトレードコーヒードリップバッグ第七弾」完成 ドリップバッグのパッケージデザインを一般公募から採用 生徒作成のオンラインショップサイトで販売中
麗澤中学・高等学校(千葉県柏市/校長:櫻井 讓)のSDGs研究会「EARTH」が、東ティモールを支援する 「フェアトレードコーヒー活動」でシリーズ第七弾となるドリップバッグを完成させました。
 今回完成した第七弾のドリップバッグは5種類のパッケージデザインがあります。2種類のクラフト紙のうち、1種類は一般の方のデザインが使用されており、これは、SDGs研究会が今年8月に柏髙島屋ステーションモール新館BeARIKAで一般の方向けに実施したデザインを募集するワークショップで最優秀作品となったものが採用 されたものです。もう1種類は、ワールドチルドレン芸術祭の協力により、東ティモールの現地の子どもたちにデザインしてもらったものを採用しています。現地の子どもたちには、「瞬間(とき)」というテーマで、現地の子どもたちに「心に残っている瞬間」をデザインしてもらいました。
これらの取り組みを通じて、今まで意識してきたトレーサビリティを可視化するだけでなく、更に消費者に東ティモールを身近に感じることができ、消費者一人ひとりの消費行動を変えていけると考えました。5つの パッケージデザインの内、残りの2種類のデザインは全校生徒からデザインを公募し、採用されたデザインを 使用しています。
 また、シリーズ第七弾では、第六弾に引き続き、コーヒー豆の焙煎を「自家焙煎珈琲 茶珈香(代表:工藤 貴正)」にお願いをし、「中深煎り」と「浅煎り」の2種類の焙煎度合いをご用意しています。そして、ドリップバッグの袋詰め作業は、第六弾に引き続き、障害のある方の就労支援として委託しています。これは障害のある方が働きやすい社会を作りたいとの思いから、柏市にある社会福祉法人ワーナーホーム(柏拠点 統括施設長:大久 夏樹)のご協力をいただき、実現しています。
そして、この第七弾のドリップバッグは、生徒作成サイトのオンラインショップで販売を開始しました。今までのドリップバッグはシリーズ累計1万個を突破しています。SDGs研究会では今後もフェアトレードを 推進する活動で、単に生産者と消費者を一方通行でつなぐだけではなく、商品にかかわるすべての人々の想いをのせて商品をお届けし、消費者からの感想や評価を適切に生産者へフィードバックできるように努力を続けてまいります。
フェアトレードコーヒードリップバッグ第七弾 概要
■製 造 所:社会福祉法人ワーナーホーム ペジーブル高田
       千葉県 柏市高田184 すくすくハウス内
(https://sukusukuhouse.net/)
■生豆生産国:東ティモール
■焙   煎:自家焙煎珈琲 茶珈香 
千葉県柏市富里1-1-2
         (https://www.chakaka.net/index.html)
■販売サイト: 生徒作成サイトのオンラインショップ
       (https://rjshsdb.thebase.in/)

麗澤中学・高等学校について
麗澤中学・高等学校は昭和10年、 創立者の廣池千九郎(法学博士)が「道徳科学専攻塾」を現在のキャンパス(千葉県柏市光ヶ丘)に開塾したことから始まります。2015年には中高一貫コースの「叡智コース」を新設。グローバル社会の中で、冷静かつ客観的に物事の本質を見抜き、複雑な諸問題を解決していく総合的な人間力である「叡智」を携えた真のリーダーを育成するため、開校以来、蓄積してきた研究成果と実績を活かし、さらに麗澤らしい教育活動を展開していきます。


