CIBJOが合成宝石の呼称見直し おもいおが国内ジュエリーへの見解を公表
2026年9月からカラーストーンの国際指針に適用 呼称は「synthetic(合成)」に統一 ロシアやインドでも規則化が進む
宝飾業界の国際団体CIBJOが、合成宝石を示す「laboratory grown」などの表記を削除し、2026年9月以降は「synthetic(合成)」に統一する方針を示しました。買取専門店「おもいお」を運営する株式会社Tieel(本社:東京都中央区銀座、代表取締役:髙源 雅洋)は、国内で保有される品物への影響について、鑑定士の見解を公表します。

■「ラボグロウン」の表記を削除 合成カラーストーンは「synthetic」に統一へ
宝飾業界の国際団体CIBJO(The World Jewellery Confederation)が、合成宝石の呼称を見直します。カラーストーン委員会が所管する指針「Gemstone Blue Book」から、「laboratory grown(ラボグロウン)」と「laboratory created(ラボクリエイテッド)」の2語を削除する計画です。
宝石業界メディア「Rapaport News」が2026年7月26日に伝えています。
削除後は「synthetic(シンセティック=合成)」が、これらに代わる唯一の表記となります。対象は、天然に存在する石と本質的に同じ化学組成・物理的性質・構造を持つ人工物です。適用は2026年9月からを見込んでいます。
見直しは1年間の検討を経たものです。従来の言葉では、対象となる製品を的確に説明できていなかったとされます。CIBJOは、明確な言葉を採用して消費者の信頼を守ることが目的だと説明しています。
■ダイヤモンドは別の指針で検討|各国・業界団体でも区別が進む
今回の改定は、カラーストーン委員会が所管する「Gemstone Blue Book」を対象とするものです。
ダイヤモンドの呼称は別の指針で扱われますが、CIBJOのダイヤモンド委員会も2026年7月16日、工業的に生産されたダイヤモンドについて「synthetic」を優先する呼称とし、4C評価を天然ダイヤモンドに限定する案を公表しました。
いずれも9月4日にイタリア・ヴィチェンツァで開かれる総会で議論される予定で、ダイヤモンドについては提案・検討の段階にあります。
天然と合成を区別する動きは、各国や業界団体にも広がっています。ロシアでは2026年9月1日から、ジュエリーに使われる合成ダイヤモンドを「synthetic」と表示し、重量をカラットではなくグラムで示す規則が施行されます。
アフリカダイヤモンド生産国協会(ADPA)も「synthetic」を単一の表記とする立場を示し、インド規格局(BIS)は年初に、合成と天然のダイヤモンドを区別する用語規則を公表しました。
出典:
CIBJO カラーストーン委員会 特別報告(2026年7月23日) https://cibjo.org/fifth-pre-congress-special-report-extols-boundaries-placed-on-language-used-to-describe-coloured-gemstones/
CIBJO ダイヤモンド委員会 特別報告(2026年7月16日) https://cibjo.org/fourth-pre-congress-special-report-insists-that-4cs-must-be-restricted-solely-for-grading-of-natural-diamonds/
Rapaport News(2026年7月26日) https://rapaport.com/news/cibjo-expects-to-nix-lab-grown-terminology/
Rapaport News(ロシアの新規則について) https://rapaport.com/news/russian-govt-announces-new-regulations-for-lab-grown-jewelry/
■呼び名が変わっても石は変わらない|国内で保有される品物にとっての意味

呼称が変わっても、石そのものの性質が変わるわけではありません。今回の見直しは、表示に使う言葉を揃えるための整理にあたります。
宝石の呼び名は、店頭の表示や鑑別書など、購入の場面で繰り返し目に入ります。表記が揃えば、購入時に受けた説明と、売却時に示される内容との食い違いは起きにくくなると考えられます。
国内で保有されているジュエリーには、贈られたものや受け継いだものが少なくありません。購入時の説明を覚えていない品物も多く、天然か合成かを所有者が把握していない場合もあります。
ただし、呼称の見直しがただちに国内の買取価格を動かすわけではありません。
■買取の現場に寄せられる相談|「天然か合成か分からない」
宝石買取専門店「おもいお」に寄せられるのは、金額に関する相談だけではありません。何の石か分からない、書類が残っていない、手放すか迷っているといった売却前の不安に関する相談も寄せられています。
・鑑別書や鑑定書、付属品がない品物についての相談
・天然か合成か分からない品物についての相談
・手放すか迷っている段階からの相談
おもいおにはGIA G.G.鑑定士が在籍しており、書類が残っていない品物についても、状態や特徴を確認しております。必要に応じて、追加の確認や鑑別機関の利用を案内しております。
石の名前や成り立ちが分からないまま保管されてきた品物にも、贈られた経緯や過ごした年月があります。おもいおは、その背景も含めて話を聞きながら、手放すかどうかを一緒に考える買取店を目指しております。
■おもいお銀座本店鑑定士のコメント

「呼び方が変わると聞くと、手元の指輪の価値まで変わってしまうのではないかと心配になるかもしれません。ただ、今回の話は表示に使う言葉を揃える整理であり、石そのものが変わるわけではありません。
天然か合成かは、見た目だけで確実に判別できるものではありません。『これが何の石なのか、そもそも分からない』というお話もよくうかがいます。分からないままお持ちいただいて構いません。
贈られた指輪や、受け継いだネックレスには、その方だけの時間が重なっています。そのため、わたしたちは急いでお決めいただく必要はないと考えています」
※記載の内容は報道および各機関の公表資料に基づく参考情報です。宝石・貴金属の相場は日々変動します。
■買取専門店「おもいお」について
「おもいお」は、宝石・ジュエリーを中心に取り扱う買取専門店です。ダイヤモンドをはじめ、カラーストーンや真珠、ブランドジュエリー、貴金属製品まで幅広く対応しております。
・店頭買取(銀座/築地)
・宅配買取(全国対応)
・出張買取(全国対応)
LINE査定: https://lin.ee/FJYmS4C
公式サイト: https://omoio.co.jp
■店舗・会社情報
<おもいお>
営業時間: 10:30~19:30(年中無休)
電話番号: 03-6263-0835
公式サイト: https://omoio.co.jp
公式LINE: https://lin.ee/FJYmS4C
<おもいお 東京銀座本店>
所在地: 〒104-0061 東京都中央区銀座3-7-16 銀座NSビル3F
<おもいお 築地店 ※完全予約制>
所在地: 〒104-0045 東京都中央区築地2-1-4 銀座PREX East 7F
■会社概要
社名: 株式会社Tieel(ティール)
所在地: 東京都中央区銀座3-7-16 銀座NSビル3F
設立: 2016年1月8日
代表者: 代表取締役社長 髙源 雅洋
事業: リユース事業・EC事業
URL: https://tieel.jp



