私がクリニックの前に「バス停」を作った理由。 医療という枠を超え、次世代を担う若者たちを全力で守れる場所でありたい

〜エンジニアから医師へ転身した私が、小牧市で挑む「幸福度の革命」〜

2026-04-01 10:00

深夜0時、コンピューターと向き合いながら抱いた違和感

私の医師としての原点は、診察室ではなく自動車メーカーのオフィスにあります。
かつて私はエンジニアとして、バブル全盛期の激流の中にいました。
毎日深夜0時過ぎまで残業し、ようやく帰宅しても、システムのトラブルがあれば容赦なく呼び出される。

そんな日々の中で、私はふと、自分の人生の意義を問い直しました。

「私は、何のためにこの技術を使っているのだろうか」

私の兄と弟は医師でした。彼らの背中を見ているうちに、一つの確信が芽生えました。
「同じように夜中に呼び出されるのであれば、機械の不具合を直すためではなく、困っている人の力になるために呼び出されたい。その方が、ずっと社会の役に立てるのではないか。」

その想いが、私を医学部受験へと突き動かしました。エンジニアから医師へ。

一見すると風変わりな経歴かもしれませんが、私の中では「誰のために、何のために自分が貢献できるのか」という問いに対する、極めて論理的で情熱的な答えだったのです。


「病気を治す」のはプロとして当然。その先にある「笑顔」を診たい

2020年10月、私は愛知県小牧市に「健康塾クリニック」を開院しました。
専門は循環器内科、特に心臓カテーテル治療という、命の最前線に関わる分野です。

しかし、開業にあたって私が決意したのは、単に病気を治療するだけの場所にはしない、ということでした。

私が提供したいのは、医療に「プラスアルファ」の価値を添えた、トータルな健康サポートです。
例えば、私は趣味の筋トレを通じて、身体づくりにおける栄養素の重要性やPFCバランス(タンパク質・脂質・炭水化物の比率)を深く学んできました。
当院では、心疾患の管理はもちろんのこと、患者さんが「より動ける体、より若々しい心」を手に入れられるよう、具体的な食事内容や運動量のアドバイスを行っています。

診察室では、症状以外の話も大歓迎です。学校での悩み、職場でのストレス。
一見、医療とは無関係に思える会話の中に、不調の根本原因が隠れていることも少なくありません。患者さんの訴えを遮らず、最後までしっかり聞く。そして、トータルで元気になっていただく。

私が目指しているのは、病気が治るだけでなく、患者さんが「笑顔」になって診察室を後にすることなのです。


一枚の手紙が、家族の絆と信頼を深める

診察を終えた後、私は患者さんに短い「手書きの手紙」をお渡ししています。
「今日はこういう理由でお薬を変更しましたよ」 「次回はここをチェックしましょうね」
ほんの一言、二言のメモです。しかし、これが大きな意味を持ちます。

きっかけは、ご高齢の患者さんが帰宅された際、ご家族から「今日は先生に何て言われたの?」と聞かれて答えに詰まってしまう様子を目にしたことでした。この手紙があれば、ご家族も安心し、家庭でのケアがスムーズになります。

この習慣を始めてから、患者さんとの距離がぐっと縮まりました。
一人あたりの診察時間は長くなりますが、それこそが私の求めていた「機械ではなく、人と向き合う時間」の具現化だと感じています。


若者たちが「守られている」と感じられる社会へ

日々の診察の中で、私は現代社会の歪みが人々の体に影を落としていることを実感しています。
増え続ける社会保障の負担、重い税金、そして将来への不安。無理をして働き、心身を壊してしまう若者や現役世代が後を絶ちません。

これからの日本を担う彼らをサポートし、元気に社会復帰してもらうこと。
それこそが、医師である私の最大の社会貢献だと考えています。

クリニックは、ただ病気を見つける場所であってはなりません。
「何かあっても、あそこに行けば守ってもらえる」と、若者たちが安心できる心の拠り所でありたい。
その想いは、もはや「医療」という枠を超えた、私の使命です。


小さなバス停から始まる「幸福度の革命」

私の次なる目標は、少し大げさかもしれませんが「革命」です。

「患者さんの幸福度を上げよう」という信念を持つ医師が日本中に増えていけば、この国の空気はもっと良くなるはずです。

患者さんの幸福度が上がれば、それを支える私自身の幸福度も上がる。
そんなポジティブな循環を、ここ小牧市から発信していきたいのです。

その小さな一歩として、当院の前にバス停を設置していただくことになりました。
遠方から通ってくださる患者さんの利便性を考え、行政に働きかけた結果です。

小さな変化かもしれません。

しかし、こうした「求めるもの以上のものを返す」という姿勢の積み重ねが、地域の、そして日本の幸福度を底上げしていくと信じています。

「頭が痛い」という患者さんに頭痛薬を出すのは当たり前。
私はその先の一歩を踏み込み、寄り添い、対話を続けていきたい。

これからも、健康塾クリニックは、皆さんが人生を笑顔で歩むための「最高のサポーター」であり続けます。


【施設概要】

クリニック名: 健康塾クリニック
院長: 鳥越 勝行(とりごえ かつゆき)
所在地: 愛知県小牧市
診療科目: 循環器内科、内科全般、生活習慣病、栄養・運動指導

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