【岡山理科大学】400人が参加して「OUSフォーラム2025」開催 理大の研究シーズに熱視線!
2025-11-26 10:10

岡山理科大学の研究シーズをベースに産学官の連携を推進する「第25回OUSフォーラム2025」が11月21日、岡山駅前の岡山コンベンションセンターで開かれました。今年のテーマは「基礎から応用・未来技術への出会いと対話」。会社経営者ら約400人が訪れて講演のほか、ポスター発表で最新の研究成果を披露する教員らの話に熱心に聞き入っていました。
特別記念講演では、岡山県出身の著名な工業デザイナー、水戸岡鋭治さんが「デザインは公共のために」と題して、創作活動の原点には子どものころに体験した「感動」や「楽しさ」があることを解説したうえ、「最高のデザインは笑顔と笑いが生まれ、皆が楽しくなる」と自らのデザイン観などについて話しました。
続いて、室町酒造株式会社(赤磐市)の花房満・代表取締役社長は「赤磐発!日本酒の現状と活路~日本酒は絶滅危惧酒~」と題して特別講演。海外輸出に活路を見出し、新商品開発などにも取り組んでいる攻めの経営哲学を披露しました。
会場に展示された研究成果のポスター展示は120件。展示スペースのあちこちで、来場者が関心のある研究について、担当教員や学生から説明を受ける姿が目立ちました。
ポスター展示では 次の4件が奨励賞を受賞しました。
「UAV自律飛行による建築物外壁の自動点検システム」(電気電子システム学科・クルモフ バレリー教授)▽「塑性加工を援用した材料表面の選択的合金化の検討」(機械システム工学科・寺野元規准教授)▽「高速回転クリノスタットによる擬似無重力下でのエビの摂餌過程」(フロンティア理工学研究所/通信教育部情報理工学科・牧祥教授)▽「高血圧症の新たな治療標的因子」(獣医学科・向田昌司講師)



◆ポスター展示会場のさまざまな表情を追いました◆











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