屋内の特注LED環境で在来種陸稲が結実

在来種「平山陸稲」を用いた検証結果

2026-01-27 10:39

合同会社ばとん(兵庫県南あわじ市、代表:小菅晃樹)は、
当社が導入支援を行っている小型水耕栽培ラックの性能検証の一環として、
東京都日野市に由来する在来種の陸稲「平山陸稲」を用いた
小規模な試験栽培を実施しました。

その結果、

・南あわじ市の露地環境
・当社ラックと同じ特注LED環境(屋内)

この2つの異なる環境で、
出穂および結実を確認しました。

南あわじ市の露地環境での出穂
当社ラックと同じ特注LED環境での出穂

本試験は、
「この種は淡路島でも育つのか」
「当社の水耕栽培ラックの特注LED環境で生育するか」
という検証目的で、小規模に実施したものです。

収穫した籾は、簡易的に籾摺りを行った上で、土鍋で炊飯して実食しました。

いわゆるブランド米のような強い特徴はありませんが、
日常的に食べられる品質であることは確認できました。
非常食用途としては成立する水準だと判断しています。

収穫した稲
簡易籾刷り
土鍋での炊飯
炊きあがった平山陸稲

平山陸稲は、

・水田を必要としない
・籾殻付きで比較的長期間保存できる
・翌年また種を取ることができる

といった特徴を持つ在来種です。

今回の試験結果により、

・露地での再生産
・屋内環境でのバックアップ生産

この2つの選択肢が確認できたことで、
防災用途や教育用途といった文脈で限定的ながらも活用可能性があると考えています。

なお、本試験はあくまで実験段階であり、当社による米の量産を想定するものではありません。

平山陸稲

当社は現在、福祉施設や企業、自治体向けに、
小型の水耕栽培ラックの導入支援を段階的に進めています。
主な用途は果菜類を始めとする野菜の栽培でしたが、今回の結果を通じて、

「この特注LED環境なら、野菜以外の作物も試してみる価値があるのではないか」

という評価を得られる初期的な検証事例になったと考えています。

代表コメント

最初は検証目的で始めた試験でしたが、
屋内環境でも結実した点は想定外でした。
この特注LED環境なら、野菜以外の作物も一度は試してみる価値があると思っています。
現時点では再現性や収量の検証が不十分なので、
条件を整理した上でもう一度きちんと試験を継続する予定です。

(合同会社ばとん 代表 小菅晃樹)


今後は、

・福祉施設
・企業
・自治体
・教育機関

といった現場において、

「まずは1台置いて試してみる」

という形での実証導入を想定しながら、
小型水耕栽培ラックの新たな活用モデルを段階的に検証していく予定です。


■ 会社概要
会社名:合同会社ばとん
所在地:兵庫県南あわじ市阿万吹上町727
代表者:小菅晃樹
事業内容:
・小型水耕栽培ラックの導入支援
・福祉施設向け農福連携モデル提案
・地域資源を活用した食の取り組み

NC動画生成サービス
Copyright 2006- SOCIALWIRE CO.,LTD. All rights reserved.