藤井牧場「『富良野未来開拓村』への挑戦　'25冬～夏」を YouTubeで公開　 ― 2030年設立に向けた挑戦、現場の声を記録 ―

2025-12-03 15:00

北海道富良野市で酪農を営む有限会社藤井牧場(所在地：北海道富良野市、代表取締役：藤井雄一郎)は、共創型酪農プラットフォーム「富良野未来開拓村」設立に向けた挑戦の記録「『富良野未来開拓村』への挑戦　'25冬～夏」をYouTubeにて公開しました。

1904年の創業以来120年以上にわたり「開拓者たれ」の経営理念のもと挑戦を続け、現在では年間生乳生産量13,000tを超えるギガファームへと成長を遂げました。国内初の牛舎への「砂のベッド」導入、農場HACCP国内第1号認証、A2ミルクの生産など、常に新たな挑戦を積み重ねています。
しかし、酪農と地域を取り巻く環境は依然として厳しく、業界構造の硬直化、人材育成や確保の難しさ、環境問題、廃校や空き家、耕作放棄地などの課題が山積しています。これらは単独の企業努力だけでは解決が難しい状況です。

そこで藤井牧場は、今後100年も持続可能な酪農と地域づくりを目指し、共創型酪農プラットフォーム「富良野未来開拓村」構想を掲げました。今回の動画「『富良野未来開拓村』への挑戦　'25冬～夏」は、この構想の理念や現場のリアルを広く社会に伝え、課題解決に向けた共感と仲間づくりを促すために制作したものです。2030年の設立に向けて、企業・大学・団体との連携を通じ、課題解決に挑戦しています。

富良野未来開拓村とは

「富良野未来開拓村」は、酪農(農業)と地域課題を解決するための共創型プラットフォームです。創業121年の藤井牧場が次の100年を見据え、未来にわたり酪農と地域が持続的に発展できる仕組みを構築するプロジェクトです。
テーマは「酪農」「環境」「畑作」「暮らし」「教育」の5分野。藤井牧場だけでなく、課題を共有する企業や大学、団体が連携し、共に解決策を模索・実践していきます。
さらに、この構想は2025年10月に開催された「アグリテックグランプリ2025」(主催：株式会社リバネス)において企業賞を受賞し、地域と産業の未来を切り拓く取り組みとして高く評価されました。

「『富良野未来開拓村』への挑戦　'25冬～夏」について

今回公開した「『富良野未来開拓村』への挑戦　'25冬～夏」では、2025年冬から夏にかけて藤井牧場の取り組みや富良野未来開拓村の拠点となる圧倒的な富良野の自然風景、現場で働く従業員のリアルな声を収録しました。農業を通じた「人づくり」の現場感を余すところなく伝えています。

取材・編集は、北海道を拠点に活躍するお笑いコンビ「オクラホマ」の藤尾仁志氏が全面的に担当。映像作家としての確かな技術と地域への深い眼差しにより、現場の空気感と語り手の想いを鮮やかに映し出しています。

「『富良野未来開拓村』への挑戦　'25冬～夏」
( https://www.youtube.com/watch?v=lZ7LTFFB8QY )

・藤尾仁志(オクラホマ)プロフィール

藤尾仁志(ふじおひとし)　CREATIVE OFFICE CUE所属

北海道大学在学中に相方河野真也と出会い、お笑いコンビ「オクラホマ」を結成。HTB「イチオシ！！」「イチモニ！」他出演中。
2020年より映像作家としてYouTubeチャンネル「いろひろい」を開設。企画・構成や撮影・音声・編集などの作業を全て自身で行ない、北海道各地の魅力を発信している。
2022年、制作した動画が「令和4年度北方領土動画コンテスト」にて優秀賞を受賞、北海道事業承継・引継ぎ支援センターとの連携動画や新さっぽろ脳神経外科病院のWEBムービー・TVCMなどの映像作品の制作も行なっている。
2025年に開催された「北海道フービーフェスティバル2025」では、自身が監督を務めた初の長編作品で、札幌市の飲食店「おうちごはん野の」の夫婦を追ったドキュメンタリー映画『共に生きる』が上映された。

▼藤尾仁志(オクラホマ)
https://www.office-cue.com/profile_media/profile.php?t=10

▼YouTubeチャンネル『いろひろい Dots following tomorrow 』
https://youtube.com/@dotsfollowingtomorrow4411?si=Ie4IacXFRnq4Hzbz