戦後80年を迎え「平和の礎」をメタバース上で再現ー2026年3月26日公開
―沖縄戦で亡くなられた24万人余の名前が刻まれた記念碑をメタバース上で再現。 刻銘者検索や平和学習コンテンツとも連携



■ リード文
沖縄県(知事:玉城デニー)とクラスター株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役CEO:加藤直人、以下「クラスター」)は、24万人余の氏名が刻まれた糸満市・平和祈念公園内の記念碑、平和の礎(へいわのいしじ)を3Dデジタルツイン空間として再現した「平和の礎メタバース」を、2026年3月26日に一般公開します。
今後、体験者の意見を広く収集し、より良いサービスの提供に向け改善に努めてまいります。
※意見収集については県のホームページ(https://www.pref.okinawa.lg.jp/heiwakichi/jinken/1008269/1008287/1039215.html)で詳細を発表予定です。
■ 本文
背景──戦後80年、記憶の継承という課題
「平和の礎」は、沖縄戦などで犠牲となった方々の氏名を、国籍や軍人・民間人の区別なく刻んだ記念碑です。沖縄本島最南端・糸満市摩文仁の平和祈念公園内に位置し、敷地面積17,900平方メートルの敷地の中に、平和の広場を中心にして、放射状に円弧の形で広がりをもって配置されています。1995年の除幕以来、毎年追加刻銘が続けられ、現在24万人余の氏名が刻まれています。毎年6月23日の「慰霊の日」には多くの人が訪れます。
■「平和の礎メタバース」の見どころ
刻銘検索

平和の礎インターネット検索システムとの連携
礎に刻銘された氏名を検索できるシステムと連携し、検索した氏名が刻まれた場所まで自動で移動できるようにしています。
平和の火

平和の火の周辺では、沖縄県平和祈念資料館展望室からのライブ映像や、実際の現地の写真を見ることができます。
沖縄県平和祈念資料館企画展示室

沖縄県平和祈念資料館内にある企画展示室を再現した資料室エリアでは、より詳しい礎の説明や沖縄戦などの企画展を観覧することができます。
平和の丘周辺

平和の丘周辺を再現したイベントエリアでは、平和学習コンテンツの紹介に加え、慰霊の日などのイベント時にはライブビューイング会場として活用を予定しています。
◇スマホからアクセス、アバターで散策できる
メタバースでは、スマートフォンやパソコンのブラウザからアクセスし、アバターを操作してバーチャルの公園内を散策できます。「おじいちゃん・おばあちゃんの名前を孫に見せたい」「海外から故郷の礎を訪れたい」といったニーズに応えます。
「平和の礎メタバース」の3つの技術的特長
① 現地の景観をそのまま保存する「点群アーカイブ」
平和の礎の壮大な景観を、高精細な点群データとして記録しました。本来は非常に高容量となる空間データを、クラスター独自のプラットフォーム基盤技術により低容量に変換・最適化。現地の景色をありのまま保存しつつ、スマートフォンやPCからでもスムーズな空間体験を実現しています。



② 世界中から同時にアクセスできるデジタルツイン空間
クラスターの大規模同時接続基盤により、数百〜数千人が同時に同一の3D空間を共有できます。教育現場での平和学習、遠方からの慰霊、慰霊の日(6月23日)の同時参加など、場所と時間の制約を超えた追悼と学びの場を提供します。
③ 外部システムと連携
本空間は、外部サーバーと柔軟に連携できるプラットフォームとしての高い汎用性を備えています。刻銘者の検索システムや平和学習のデータベース等とシームレスに接続し、24万人余の刻銘の中から特定の氏名を検索して該当する石碑の場所へ直接移動するなど、物理空間では困難な体験を可能にしました。単なる3D再現や鑑賞にとどまらない、実践的な平和学習コンテンツを提供することができます。
【参加方法】
①「cluster」アプリをダウンロード
スマートフォンやタブレット、PC、VR専用機器などから、アプリ「cluster」を事前にダウンロードしてください。
ダウンロードURL:https://cluster.mu/downloads
②アカウント設定~基本操作の説明
アプリ内で表示される名前など各種設定を行います。
アカウント設定後は基本操作の説明なども兼ねた練習画面に移行します。
③「平和の礎メタバース」にアクセス
■ サービス概要
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 名称 | 平和の礎メタバース |
| 公開日 | 2026年3月26日 |
| 利用料 | 無料 |
| 対応デバイス | PC・スマートフォン・タブレット(Webブラウザ)、clusterアプリ(iOS / Android / Windows / macOS) |
| URL | エントランス https://cluster.mu/w/e8219271-ea7c-4d6b-a600-7919f3ef036a ※他エリアについては上記参照 |
■ クラスターの技術的特長(参考情報)
| 技術要素 | 内容 |
|---|---|
| 点群データ変換 | 高容量の空間データを独自基盤技術で低容量に最適化。スマートフォンでもスムーズに体験可能 |
| 大規模同時接続基盤 | 数百〜数千人が同一3D空間を同時共有。遅延最小化とスケーラビリティを両立 |
| 外部連携 | 刻銘者検索システム等の外部データベースとシームレスに接続 |
| マルチデバイス対応 | Webブラウザ、スマートフォン、PC、タブレットに対応 |

■クラスター株式会社について
クラスター株式会社は、「あらゆるヒト、モノ、技術をつなげる共創空間のOSをつくる」をビジョンに掲げ、日本最大級のメタバースプラットフォームを開発・運営するテクノロジーカンパニーです。独自開発した大規模同時接続基盤を核に、リアルとバーチャルを融合する共創空間インフラを提供しています。製造・建設・教育・国際会議・エンターテインメントなど多様な業界で採用され、スマートフォン/PC/VRなどマルチデバイスに対応。最大10万人が同時接続できるリアルタイム空間を構築し、多数のIPコンテンツや大型イベントで実績を重ねています。高い信頼性と拡張性を兼ね備え、商業利用とスケールの両立を実現するBtoB型プラットフォームとして成長を続けています。
また、研究所を社内に設置し、ユーザー行動解析、バーチャルAIエージェント、AIによる3D制作自動化などのR&Dを推進。外部研究機関・大学との共同研究や実証実験も積極的に展開し、メタバース技術の進化を加速させています。
テクノロジーと創造力を融合し、バーチャル体験の未来を切り拓く―クラスターは次世代の社会インフラをつくり続けます。
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