月を纏う、至高のムーンフェイズウォッチ – 国内再上陸フランス発「MU：N（ムン）」 H°M’S” WatchStoreで取り扱い開始

2025-10-21 08:30

フランス・パリを拠点とする独立系ウォッチブランド「MU:N（ムン）」が国内再上陸。ブランド名の由来となった「月（Moon）」の神秘に着想を得て、複雑機構「ムーンフェイズ」を中心に再解釈を試みる革新的な時計づくりで、世界中のコレクターや愛好家から注目を集めています。

■ コミュニティと共に生まれたブランド

ブランドの始まりは、時計愛好家のフォーラムで交わされた対話。2021年、ムーンフェイズをテーマにしたアンケートやスケッチから最初のアイデアが誕生しました。2022年にはコミュニティと共に仕上げた初コレクション「ORIGIN（オリジン）」を発表し、以降、参加型の時計開発を続けています。ブランドの核にあるのは「透明性と共創」。部品のコストや製造背景を公開し、コミュニティがデザインや仕様を選び抜くプロセスを取り入れています。約15,000件以上のデザインが参加者の手によって生まれました。

■デザイン哲学

「MU:N」が大切にしているのは「シンプルさと詩情」。北欧デザインらしいミニマルなラインと、自然から着想を得た色彩や質感を組み合わせ、静かな存在感を放つ腕時計を生み出しています。ケースのエッジは柔らかに整えられ、文字盤は光の角度によって表情を変え、月の満ち欠けのように奥行きを感じさせます。

また、「ORIGIN」のムーブメントには17世紀のタロットカードに着想を得た特製ローターには、2匹のオオカミ犬、塔、ザリガニ、そして月が精緻に刻まれています。古の象徴が静かに回転するその姿は、時の流れとともに“月の神秘”を語り続け、時計に芸術的な深みと高級感をもたらします。

■月とともに歩む時間

「ORIGIN」が描く“はじまりの月”と、「ORION」が体現する“革新の月”。この2つのコレクションは、「MU:N」が掲げる「月と人をつなぐ」という使命をそれぞれ異なるかたちで表現しています。時を超えて輝き続ける月のように、これからも人々の人生に寄り添い、物語を刻み続けます。

2025年10月25日（土）より、エイチエムエスウォッチストア表参道で先行販売後、11月4日（火）にて、エイチエムエスウォッチストア公式オンラインストアにて発売を開始する。

ORIGIN

MU:Nの最初のムーンフェイズコレクション「ORIGIN（オリジン）」は、ブランドの原点と“月の物語”を腕元で表現する特別なシリーズです。スイス製手巻きムーブメント「SELLITA SW-288-1A」を搭載し、月の満ち欠けを正確に示すムーンフェイズ機構を備えています。文字盤にはフェムトレーザー技術による精密な星の彫刻を施し、夜空の美しさをリアルに再現。ブルーグラデーションの「ORIGIN COBALT」文字盤は光の角度で表情を変え、科学的精密さと詩的美意識が融合します。38mmのスリムケースは手首に自然にフィットし、サファイアクリスタル製ケースバックからはムーブメントの精巧な動きを鑑賞可能です。

ORION

「ORION（オリオン）」は、ORIGINの世界観を受け継ぎつつ、MU:Nの革新性と宇宙探査への敬意を腕元で表現するシリーズです。特徴は、フェムトレーザー技術を用いた発光式ムーンディスク。0.001mm単位の精密な彫刻で月や星々を立体的に描き、夜空をリアルに再現します。光の角度で表情を変える文字盤は、科学的精密さと詩的美意識の融合を体現。インデックスや針にはラジウム風夜光を採用し、暗闇でも柔らかく輝きます。38mmのスリムケースは手首に自然にフィットし、サファイアクリスタル製ケースバックからは手巻きスイス製ムーブメント「SELLITA SW-288-1M」の精緻な動きを鑑賞可能です。日常の時間に宇宙のリズムと月の美しさをそっと添える、革新の月を体現する一本です。

ORION ― Limited

「ORION BLUE」はアルテミス宇宙計画を牽引するNASAのカラーを基調にしたモデルで、段差のあるブルーグラデーション文字盤がアメリカ宇宙機関の果たす決定的な役割を表現しています。一方、「ORION GREEN」はオリオン宇宙船モジュールの製造を担う欧州宇宙機関（ESA）のカラーを採用。グリーンの段差文字盤で、ヨーロッパの宇宙技術の重要性を称えています。両モデルとも、12時・3時・9時位置のインデックスにはそれぞれ夜間に光るルミノバ塗料を採用。ORION BLUEは赤、ORION GREENはオレンジの発光で、昼夜を問わず視認性とデザインのアクセントを両立しています。宇宙への敬意と洗練されたカラーリングを兼ね備えた「ORION」シリーズは、宇宙ファンやコレクターに向けた特別なタイムピースです。