高校生が主体となり創り上げる「第50回神栖花火大会」クラウドファンディング実施中
2025-11-18 12:05
神栖花火大会実行委員会は、2025年11月22日に開催予定の「第50回神栖花火大会」において、地元・清真学園高校の学生たちが1年間かけて企画した特別企画の実現に向けたクラウドファンディングを実施中です。目標金額62万円の達成を目指し、現在38%の支援が集まっています。
地域の未来を担う高校生たちの挑戦
近年、地方都市における若者の減少や地域イベントの担い手不足が全国的な課題となる中、神栖市では清真学園高校の学生18名が「自分たちの手で地域に活気を取り戻したい」という熱い想いを胸に、約1年間にわたり花火大会の企画・運営に取り組んできました。このプロジェクトは、単なるイベント開催ではなく、清真学園が掲げる「自主自立」の精神を地域社会で実践する教育的取り組みでもあります。
学生たちは週1回の会議を欠かさず実施し、地域住民への企画説明会や地元企業と連携したレシピ開発、地元のイベントでの模擬出店など、実践的な活動を重ねてきました。こうした活動は、地域と学校を結ぶ新たな絆を生み出すとともに、次世代の地域リーダーを育成する機会ともなっています。
高校生が彩る花火大会の特色
「第50回神栖花火大会」は2025年11月22日(土)、息栖神社周辺の常陸利根川河畔で開催予定です。特筆すべきは、花火大会当日のプログラムに学生たちの企画が多数盛り込まれている点です。
学生たちが手がける主な企画として、以下が予定されています:
- 学生企画ステージ「目立ちたがりボンバー」(14:00-17:00)
清真学園文化祭の熱気を花火大会に持ち込み、自由なパフォーマンスで会場を盛り上げます。 - 学生屋台「COCOベーカリー」(12:00-19:00)
地元愛を込めた「神栖メンチバーガー」を販売。市内給食でも人気の神栖名物をもとに、学生たちが考案したオリジナルメニューを提供します。
これらの企画を実現するため、クラウドファンディングで集まった資金は、ステージイベントの機材レンタル費(38万円)、学生屋台運営費(10万円)、広報宣伝費(3万円)、会場設営・運営諸経費(2万円)などに充てられる予定です。
神栖花火大会の概要
- 名称:第50回神栖花火大会
- 日時:2025年11月22日(土) 午後5時50分~打上開始予定
- 場所:息栖神社周辺常陸利根川河畔(メイン会場:息栖にぎわいテラス駐車場)
- 主催:(一社)神栖市観光協会・神栖市商工会
- 後援:神栖市
- 特別企画:清真学園高校生ボランティアによるステージイベント・屋台運営
- クラウドファンディング目標額:62万円(支援期限は12月5日まで)
本花火大会は、神栖市市制施行20周年記念事業としても位置づけられており、地域の歴史的節目を彩る重要なイベントとなります。雨天決行、荒天・強風など安全が確保できない場合は中止(順延なし)となります。
会社概要
- 名称:神栖花火大会実行委員会
- 所在地:茨城県神栖市土合本町5丁目9809-527 2F 商工会波崎支所
- 担当者:花火大会実行委員副会長竹中郁人
- 問合せ:神栖花火大会事務局((一社)神栖市観光協会)TEL:0479-26-3021
- URL:https://www.kamisu-kanko.jp/
