国内のマッチングアプリ動向をまとめた 「マッチングアプリ白書2026」を公開、 市場規模は1,094億円まで拡大
合コンマッチングアプリ「コンパイキタイ」を運営する株式会社トゥエンティトゥ(本社:東京都渋谷区、代表取締役CEO:鈴木 悠史、URL: https://www.twentytwo.co.jp/ )は、2025年11月10日に国内のマッチングアプリ動向をまとめた「マッチングアプリ白書2026」を公開しました。本白書は、マッチングアプリに関する調査結果を集約し、さらに最新テクノロジーや社会的役割など、多角的な視点から日本におけるマッチングアプリの現状と将来性を詳細に分析し、計54ページのレポートとしてまとめました。本リリースでは一部を抜粋し、お知らせいたします。
「マッチングアプリ白書2026」ページ: https://www.twentytwo.co.jp/2026

マッチングアプリカオスマップ2026
株式会社トゥエンティトゥが独自に作成した2026年版「マッチングアプリカオスマップ」を公開します。

日本国内のマッチングアプリを調査し、以下の10つのカテゴリに分け、合計111個のサービスをマッピングしております。
括弧内は2025年に新たにリリースされたアプリ数です。
-婚活系(0)
-価値観マッチ(3)
-特化型(7)
-友達作り(0)
-審査制(1)
-AI(0)
-仲介あり(0)
-メタバース(0)
-ギャラ飲み(0)
-出会い系(0)
2025年に最も多くリリースされたのは、特化型マッチングアプリでした。
特化型マッチングアプリとは、従来の一般的なマッチングアプリとは異なり、特定のニーズや趣味、ライフスタイルに合わせたサービスを提供するマッチングアプリです。
従来のマッチングアプリが提供する一般的な出会いの形式に満足できないユーザーが増えており、ユーザーのニーズが多様化・細分化していることが背景にあると考えられます。
カオスマップに関して
・本マップは独自に作成したもので、全サービスを網羅したものではありません
・アプリ(iOS/Android/Web)をリリースしているサービスを掲載しています
・パパ活アプリや既婚者マッチングアプリなどの公序良俗に反するサービスは掲載していません
・商標およびロゴマークに関する権利は、個々の権利の所有者に帰属します
・記事等でご紹介いただく場合は、転載・引用元が「株式会社トゥエンティトゥ」「マッチングアプリ白書2026」である旨を明記の上ご利用ください
「マッチングアプリ白書2026」の一部をご紹介!
マチアプ最新トレンド2026


抜粋版サマリー
●マッチングアプリ市場規模は拡大続くも、成熟期へ
●サービス淘汰とリニューアルの動きで、業界は「戦国時代」へ
●「第5世代マッチングアプリ」の台頭と出会いの多様化
●既存アプリの機能強化と運営戦略の高度化
●AIウォッシングと既婚者利用トラブルの増加
【1】国内市場規模は前年比7%増の1,094億円へ

2026年のマッチングアプリ市場規模(日本国内のみ)は1,094億円だと予測されます。
2025年の市場規模は1,023億円だったため、前年比7%増となりました。
さらに、2030年には市場規模は1,380億円に到達すると考えられます。
コロナ禍で出会いの場が減少したことに加え、「出会い系」のマイナスイメージからクリーンなコンテンツへ徐々に認知されてきたことが市場拡大につながったとみられます。
中でも、特定のニーズや趣味、ライフスタイルに合わせたサービスを提供する「特化型マッチングアプリ」が市場規模拡大の牽引役となっています。
【2】新規参入数は大幅に減少

市場規模拡大の反面、マッチングアプリの新規参入数は大幅に減少しています。
2024年に18個のマッチングアプリの新規参入がありましたが、2025年は11個にとどまっています。
また、大手企業による寡占化が進んでおり、マッチングアプリ業界は急成長期から成熟期へと移行しています。
量的拡大フェーズから質の成長フェーズへ変化しているため、運営各社には「安全性の向上」「ブランド価値の訴求」「サービスの差別化」などの本質的な取り組みが求められています。
【3】サービス終了が相次ぎ、マチアプ業界は戦国時代に突入

2025年には、8個のマッチングアプリ「Yahoo!パートナー」「ディンクスマッチ」「TOKYO TERRACE(トーキョーテラス)」「Groupin(グルーピン)」「フィルマ」「unite(ユナイト)」「Spot On(スポットオン)」「SmartBride(スマートブライド)」がサービスを終了しました。
中でも、2006年にサービスを開始した老舗「Yahoo!パートナー」がサービスを終了したことは大きな話題になりました。
2004年にサービスを開始した「コンパde恋ぷらん」と2016年にサービスを開始した「Dine(ダイン)」はリニューアルを実施。それぞれ「コンコイ(concoi)」と「D3(ディースリー)」に名称変更をしました。
各社が生き残りを懸けた熾烈な競争をしており、マッチングアプリ業界は戦国時代に突入しています。
【4】第5世代マッチングアプリの台頭

第5世代マッチングアプリとは、ユーザー同士が口コミや評価を共有し、第三者の意見を判断材料にできるマッチングアプリのことです。
2023年にリリースされた「コンパイキタイ」などが第5世代マッチングアプリに分類されます。
口コミや評価をする仕組みによって、誠実なユーザーが評価され、悪質なユーザーが排除されるため、安全性が向上するという特徴があります。
「自分と相手以外の第三者の意見も参考にしながら、慎重に相手を選びたい人」に向いており、新ジャンルながら多くのユーザーを獲得しています。
【5】AIとの恋愛マッチングアプリが登場

生成AIが仮想パートナーとなるマッチングアプリが登場し、マッチングアプリ市場が「人×人」の出会いから「人×AI」に拡張しつつあります。
利用が拡大している要因として、「恋愛・出会い」の定義や価値観が変化していることが挙げられます。
2025年にiOS/Androidアプリがリリースされた「LOVERSE」は、既婚者で40代以上の男性に多く利用されています。
合コンアプリ「コンパイキタイ」を展開している株式会社トゥエンティトゥ(当社)も、AIパートナーとの恋愛アプリ(iOS/Android版)の「アンドリーグ」を2026年度にリリースする予定です。
「アンドリーグ」事前登録ページ: https://www.twentytwo.co.jp/andleague
【6】食事での出会いに特化したサービスが開始

ディナーシェアアプリと呼ばれる、食事をきっかけとした出会い・交流に特化したマッチングアプリが注目されています。
ディナーシェアアプリでは、アプリ上で「食事を一緒にする相手」や「食事に行く日時・場所」をまず設定して、アルゴリズムによって選ばれた3~6人の少人数グループで食事をします。
マッチングやマッチング後のメッセージよりもリアルでの食事参加を前提にしており、必ずしも恋愛目的でなくても参加できるという特徴があります。
2024年にサービス開始した「Timeleft(タイムレフト)」が、ディナーシェアアプリの草分け的な存在です。
2025年には、「IRORI(イロリ)」「コンパる」「gocon(ゴコン)」などのサービスが開始しました。
【7】既存アプリの機能追加

既存マッチングアプリは、「ユーザーの定着」と「支払いユーザー数の確保」が課題となっています。
利用者エンゲージメントをより高めるために、マッチングアプリの運営各社は機能を進化させています。
タップルは学生専用で使うことができるの新機能「タップルStudent」を、Tinderは友人と2人組のペアを組んで他の2人組のペアとマッチングできる新機能「Double Date」を追加することで、差別化を図っています。
特にTinderの「Double Date」機能の追加は、「コンパイキタイ」などのグループマッチングアプリや「Timeleft(タイムレフト)」などのディナーシェアアプリを強く意識していると考えられます。
【8】「マルチブランド化」を行う運営会社が増加


複数のマッチングアプリを単一の企業が運営し、単一アプリでは難しい「ポートフォリオ経営」を行うケースが増えています。
1つのアプリでは幅広いユーザー層を満足させるのが難しいですが、複数ブランドを持つことで目的・年齢・属性ごとに最適化したサービスを展開できます。
また、複数のアプリを展開していると、マーケティングデータやマッチングアルゴリズムなどでデータ・ノウハウの共有ができます。
バチェラーデート社は「バチェラーデート」「Koyoi(コヨイ)」「The4(ザ・フォー)」「Platinum(プラチナム)」の4ブランドを展開しています。
タップル社は「タップル」と「Koigram(コイグラム)」の2ブランド、アイザック社も「ゴージャス」と「ラス恋」の2ブランドを展開しています。
【9】マッチングアプリのAIウォッシングに注意

AIウォッシングとは、企業が自社のサービスにおいて、実際にはAI技術がほとんど、あるいは全く使用されていないにもかかわらず、あたかもAI技術によって優れているかのように誇張、偽装、または誤解を招くような宣伝をする行為です。
マッチングアプリでも「AI」を強く打ち出しているサービスがありますが、単なるレコメンド機能やテキスト生成機能を「AI」と呼称している事例が多く見受けられます。
AIが部分的にしか使われていないにも関わらず「AIマッチングアプリ」と宣伝することは、景品表示法違反の優良誤認に当たる可能性があるため、注意が必要です。
ユーザーは「AIマッチングアプリ」という宣伝に注意を払い、どの部分に「AI」を利用しているかを慎重に見極める必要があります。
【10】「既婚者がアプリ利用」でトラブル増加

マッチングアプリは本来、恋愛や結婚を真剣に考える人のためのツールですが、その利便性や匿名性を悪用し、既婚者がスリル目的や遊び目的で利用するケースが後を絶ちません。
マッチングアプリの普及で「見知らぬ相手」と簡単に接触できるようになったことのほか、「既婚者同士の食事・交流」をテーマにした既婚者マッチングアプリが増えていることが要因と見られます。
訴訟となる事例もあり、「独身のパイロット」だと偽り、「電撃婚したい」などと期待を持たせた既婚の男性に、元交際相手の女性が300万円の慰謝料を求める裁判を起こした事例では、2024年4月に東京地裁が88万円の賠償を命じる判決を出しました。
独身と偽っただけで直ちに刑事罰があるわけではありませんが、被害者に精神的損害や経済的損害が生じれば慰謝料や損害賠償を求められる可能性があります。
多くのマッチングアプリでは会員登録時に「身分証確認」はあるものの、「独身証明書」までは必要としておらず、偽装が容易です。「運営会社が既婚者をどう排除・どう検知していくか」は今後の課題となっています。
「マッチングアプリ白書2026」とは
「マッチングアプリ白書2026」は、マッチングアプリの最新動向をまとめた市場分析レポートです。
多くの企業の参入で競争が激化するマッチングアプリ業界の動向、多様化・複雑化する生活者の価値観やニーズ、最新テクノロジー、法的規制など、マッチングアプリ市場を取り巻くさまざまな要素や課題に目を向けながら、これから市場で起きる変化や新たに生まれるトレンドを展望しています。
さまざまな視点でマッチングアプリを取り巻くユーザーの“いまの姿”を浮き彫りにすることを重視しているため、今の生活者ニーズを的確に捉えたマッチングアプリの開発・マーケティングを設計する際に重宝します。
新規事業開発、販売戦略設計、意思決定の材料、PDCA施策案、最新の業界動向把握、社内プレゼン用資料、社内向け研修教材などの用途にもお使いいただけます。
婚活ビジネスに関わる方だけではなく、マッチングアプリ市場のダイナミックな動きにご興味をお持ちの方も是非ご活用下さい。
「マッチングアプリ白書2026」目次
1.目的と背景
2.市場動向
・国内市場規模
・市場シェア
・新規参入と競争
・マルチブランド化
・マーケティング戦略と企業の取り組み
・収益構造の変化
・国内外の成功事例
3.利用者データの分析
・年代別ユーザー層の特性
・性別と価値観の違い
・地域特性
4.トレンド
・機能面の進化
・第5世代マッチングアプリ
・ディナーシェアアプリ
・AI活用とAIウォッシング
・AIパートナー専用アプリ
・メタバースとバーチャルデート
・音声マッチングアプリ
5.セキュリティとプライバシー
・本人確認と年齢確認
・AIによる違反検知技術
・個人情報保護
・法的規制
・業界団体の役割
・既婚者マッチングアプリ
6.社会的役割
・婚活と結婚率
・LGBTQ+コミュニティ
・コミュニティ形成
7.未来展望
・2026年以降の技術トレンド
・持続可能なビジネスモデル
・地域貢献とCSR
8.巻末資料
・参考文献・ウェブサイト一覧
株式会社トゥエンティトゥについて

株式会社トゥエンティトゥ(TWENTYTWO, Inc.)は「市場創造」をビジョンに掲げるIT企業です。
「コンパイキタイ」で実現したいのは、「出会いをもっと自然に、楽しいものにする」ことです。
マッチングアプリが世の中に浸透していき、疲れを感じるユーザーが増えているからこそ、「楽しく感じる」出会いの場を作ることに重点を置いたマッチングアプリを開発・運営しています。
株式会社トゥエンティトゥは、マッチングアプリの業界団体である一般社団法人日本マッチングアプリ協会の会員です。
会社概要
所在地 : 〒151-0072 東京都渋谷区幡ヶ谷1丁目2番2号 京王幡ヶ谷ビル4階
代表者 : 代表取締役CEO 鈴木 悠史
設立日 : 2023年1月6日
事業内容 : 合コンマッチングアプリ「コンパイキタイ」の開発・運営
ホームページ: https://www.twentytwo.co.jp/
一般社団法人日本マッチングアプリ協会について

一般社団法人日本マッチングアプリ協会は、マッチングアプリ業界の健全な発展と利用者が安心してサービスを利用できる環境の整備を目的とするマッチングアプリの業界団体です。
協会概要
名称 : 一般社団法人日本マッチングアプリ協会
Japan Online Dating Organization, Inc.(略称:JODA)
所在地 : 〒150-0043 東京都渋谷区道玄坂1丁目10番8号 渋谷道玄坂東急ビル2F-C
代表理事 : 鈴木 悠史
設立日 : 2025年1月6日
ホームページ: https://www.joda.jp/
問い合わせ : info@joda.jp
合コンマッチングアプリ「コンパイキタイ」とは

「コンパイキタイ」は、主に合コン幹事同士のマッチングを行うサービスです。
スマホ・PCなどのデバイスを問わずご利用いただけるように、Webブラウザでの提供となっています。独自機能である「会社名検索機能」や、ユーザー同士が相互に評価を行う「評価・口コミ機能」があり、税込1,650円から使うことができます。
審査を通過したユーザーは、複数人の合コンを行いたい場合は「コンパイキタイ」、1対1のデートを行いたい場合は「デートイキタイ」をお相手に送ることができます。
「コンパイキタイ」または「デートイキタイ」が相互に送られた場合に限り、メッセージのやり取りができる仕組みとなっています。
サービスページ: https://gotocompa.com/about/
合コン・街コンサービス比較メディア「グループマッチング研究所」とは

「グループマッチング研究所」は、合コン・街コンサービス比較を行うマッチングアプリメディアです。合コンマッチングサービスや街コンサービスなど複数人のマッチングサービス(グループマッチング)に特化しており、様々なコンテンツを発信することで合コン・街コンに行きたいユーザーがサービスを探す手助けを行います。
合コン・街コンサービス比較メディア「グループマッチング研究所」: https://groupdatingapp.com/
マッチングアプリデータベース「Dating Base(デーティングベース)」とは

「Dating Base」は、マッチングアプリのユーザーやアプリ開発事業者、メディアなどに向けて、アプリ情報を網羅した高品質なデータベースです。本データベースは、PC・スマホ・タブレットなどデバイスを問わずにご利用いただけます。ユーザーは、キーワード検索機能やカテゴリー機能を活用して、自分に適したマッチングアプリを簡単に検索でき、効率的な情報収集が可能です。アプリ事業者は、アプリの特徴や分類を参照することで、競合分析や市場動向の把握に活用できます。
マッチングアプリデータベース「Dating Base(デーティングベース)」: https://app.or.jp/
合コン完全攻略メディア「合コンの達人」とは
「合コンの達人」は、全ての合コンを成功に導く最強の実務マニュアルです。
マニュアルの通りに合コンを開催するだけで、参加者の満足感を上げることができます。
合コン完全攻略メディア「合コンの達人」では徹底的に実務に則した誰でもできる「体系的なノウハウ」を全網羅しているため、マニュアルの通りに行えば合コンを成功に導くことができます。
合コン完全攻略メディア「合コンの達人」: https://groupdate.jp/
インバウンド向け恋愛メディア「DatingApp JAPAN」とは
「DatingApp JAPAN」は、インバウンド向け恋愛メディアです。
日本人の日常生活に興味を持っている訪日外国人旅行者に対して正確な情報を発信し、日本人との交流を含めてより充実した旅行体験を提供することを目指しています。
20カ国の言語に対応しており、英語・日本語・中国語(簡体字)・中国語(繁体字)・スペイン語・アラビア語などで記事を読むことができます。
インバウンド向け恋愛メディア「DatingApp JAPAN」: https://datingapp.jp/





















