大阪信愛学院に2025年大阪・関西万博で展示されたヨルダンの赤い砂やパキスタンのピンクソルト等が寄贈される
学校法人大阪信愛女学院(大阪市城東区)は、本法人評議員であるスギタグループ株式会社代表取締役・杦田勘一郎氏から、2025年大阪・関西万博で展示されていたヨルダンパビリオンの「赤い砂」やパキスタンパビリオン(コモンズD)の「ピンクソルト」等の展示品の寄贈を受けました。
寄贈いただいた品々は、2025年12月9日(火)より順次、学院内で展示します。

万博で展示された品々を次世代の子どもたちへ
2025年大阪・関西万博は4月13日から10月13日までの184日間開催され、会期中には2500万人を超える来場者が訪れました。杦田氏は万博の各パビリオン関係者との交流を通じて、万博閉幕後にさまざまな展示品を譲り受け、本学院に寄贈してくださいました。
今回、杦田氏から本学院に寄贈いただいた品は以下のとおりです。
ヨルダンパビリオンの「赤い砂」「死海の塩」
ヨルダンパビリオンは大阪・関西万博でも大人気のパビリオンのひとつで、「未来を紡ぐ」をテーマに、歴史と革新が融合したヨルダンの魅力を発信しました。特に注目を集めたのがワディ・ラム砂漠から運ばれた22トンの赤い砂の上で360度映像を鑑賞する体験型展示でした。本学院にはこの「赤い砂」と、パビリオン内のスパで使用されていた「死海の塩」を寄贈いただきました。


パキスタンパビリオンの「ピンクソルト」
パキスタンパビリオンは「ひと粒の塩の中に広がる宇宙」をテーマに、自国の豊かな自然資源や伝統文化を紹介しました。パキスタン北部のケウラ塩鉱山で産出された約12トンのピンクソルトを使用した幻想的な空間は大きな話題となりました。本学院には、床材等に使用されていた「ピンクソルト」の岩塩ブロックを寄贈いただきました。


ポルトガルパビリオンの「ロープ」
ポルトガルパビリオンは「海:青の対話」をテーマに、日本との歴史的なつながりや海洋保護・持続可能な未来へのメッセージを発信する、インタラクティブな体験型パビリオンでした。隈研吾氏が設計した建物には、無数のロープがつるされ、風を受けて揺れることで「海の動き」や「波」を表現していました。本学院には、この「ロープ」を寄贈いただきました。


今後、本学院は大阪信愛学院小学校や大阪信愛学院中学校・高等学校などに寄贈いただいた品々を展示し、児童・生徒や来訪者に対して、万博の理念や国際交流の大切さを伝えていきます。

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大阪信愛学院 概要
大阪信愛学院は、大阪市城東区に位置する、認定こども園から大学までを擁する総合学院です。1884年の創立以来140年にわたり、カトリック精神に基づいた人間教育を土台に、時代に応じた質の高い教育を提供し続けています。

■本件に関する問い合わせ先
取材をご希望の方は、お手数ですが下記問い合わせ先までご連絡をお願いいたします。
学校法人大阪信愛女学院
法人事務局広報部 担当:大隈(おおくま)
TEL:06-6939-4391(ダイヤル9番)
FAX:06-6939-7161
E-mail:houjin-kouho@osaka-shinai.ac.jp










