子育て世代1,000人への調査で判明 商業施設を訪れる理由トップは「購入したい商品がある」
~館内・駐車場の“混雑”が来館を控える要因に~
商業施設や小売業向けにSaaS型クラウドサービスおよびパッケージソフトウェアの企画・開発・販売を行う株式会社リゾーム(本社:岡山県岡山市、代表取締役:中山博光、以下:当社)は、1か月に1回以上商業施設を訪れる子育て世代の男女1,000人を対象にアンケートを実施しました。本調査では、「商業施設に行く理由」「行かない理由」「商業施設で買い物をする理由」を分析し、来館や購買の背景にある消費者の行動傾向を考察しています。
※本リリースでは一部結果を抜粋しています。詳細は以下よりご覧ください。
https://www.rhizome-e.com/column/001651.php

アンケート概要
調査期間 :2025年8月27~28日
調査対象 :1か月に1回以上商業施設を訪れる、子育て中の20~59歳の男女(全国)
有効回答数:1,000人
調査方法 :アンケート調査サービスを利用したインターネット調査
調査主体 :株式会社リゾーム
●調査結果の概要
・来館理由のトップは「購入したい商品がある」で、全体の約6割を占める。
・来館理由の上位項目は、商業施設に出店しているショップを目的に訪れる傾向が多く見られる。
・来館を先延ばしにした理由は、「館内の混雑」(41.5%)が最多。
・「駐車場の混雑」「価格帯が高い」「行きたいショップが少ない」なども来館を控える要因。
・商業施設で買い物をする理由は、「当日入手できる」「現物を確認できる」など、ECでは得られない体験価値が支持された。
●当調査結果の引用・転載について
当調査結果を引用・転載する場合には、「出典:株式会社リゾーム」と記載して下記URLへリンクしていただくようお願いします。
https://www.rhizome-e.com/column/001651.php
●調査結果詳細
来館理由は「購入したい商品がある」が他を大きく引き離し1位

来館理由の1位は「購入したい商品があるため」(55.9%)で、“欲しい商品があるから行く”という動機が最も強い結果となりました。続いて「イベント・セールがあるため」(35%)、「利用したい飲食店があるため」(32.8%)、「利用したいサービスがあるため」(29.8%)が上位に挙がり、商業施設内の“ショップ利用を目的とした来館”が中心であることが分かります。また、「家族や友人と過ごすため」(28.3%)、「子どもと楽しむため」(25.5%)といった回答から、“誰と過ごすか、どう楽しむか”という視点も見受けられました。
来館を先延ばしにした理由は「混雑」「高い(駐車場・価格帯)」「行きたいショップがない」が上位

来館を控える理由の1位は「館内が混雑している」(41.5%)で、次いで「駐車場が混雑している・料金が高い」(35.2%)、「価格帯が高い」(34.5%)が続きました。混雑による不便さや価格面の印象が来館抑制の主な要因となっており、「行きたいショップが少ない」(33.9%)も同程度の割合で挙がっています。また、今回の調査では、「子ども向け設備やファミリー対応が不十分」(14.9%)や「快適に過ごせない」(11.6%)は割合としては少ないものの、ファミリー層の来館を左右する要素として注視が必要です。
ECサイトよりも商業施設で買う理由は「当日入手」「現物確認」「比較・体験」が上位

ECサイトよりも商業施設で買い物をする理由として、「欲しいものが当日手に入る」(46.3%)が最多で、その場ですぐに商品を入手できる点が大きな要因となっています。また、「現物を確認できる」(43.7%)も同程度に選ばれました。さらに、「その場で商品を比較できる」(35.7%)や「試着・試飲・試用などの体験ができる」(29.4%)といった項目も上位に挙がり、商業施設ならではの、現物を見て体験して選べるという価値が重視されていることが分かりました。
※本リリースでは一部結果を抜粋しています。詳細は以下よりご覧ください。
https://www.rhizome-e.com/column/001651.php
アンケートから見えた商業施設に求められること
来館理由では、「購入したい商品がある」「利用したい飲食店・サービスがある」といった、ショップ利用を目的とする項目が上位に挙がりました。このことから、来館者が商業施設に期待しているのは、自身の目的に合ったショップが揃っていることだといえます。そのためには、立地やターゲット層を踏まえた最適なショップ構成を設計するリーシングが欠かせません。また、ECサイトでの購買が一般化する中でも、「当日入手」「現物確認」「比較・体験」といった実店舗ならではの価値が重視されています。こうしたニーズを的確に捉え、最適なショップ構成を実現するリーシングが、商業施設の魅力と競争力を高めるカギとなります。
リゾームのリーシングソリューション
当社では、商業施設のリーシング業務を支援する多彩なソリューションを提供しています。
▼情報・データ不足の課題をサポート
SC&ショップ検索サービス「SC GATE」
全国6,400の商業施設、25万ショップ、13万のショップブランド、4万のショップ運営企業等の情報を搭載したデータベース
▼リーシングリスト作成業務や経験不足の課題をサポート
商業施設リーシングAI「PROCOCO(プロココ)」
生成AIで業務を省力・効率化。商業施設の方針案づくり、リーシング候補リスト自動作成支援
▼リーシング精度やテナントへアタック業務の課題をサポート
商業施設への出店希望テナント様 ご紹介サイト「リーシングブレーン」
出店意欲が高く、今まで出会う事ができなかった新たなテナント様と出会うチャンスです。
調査結果まとめ
一般的には、「商業施設に行く理由」と「行かない理由」は表裏の関係にあると考えられがちですが、今回の調査では両者が必ずしも一致しない傾向が見られました。来館を促す「強み」と、来館を妨げる「課題」の双方を的確に把握し、体験価値の向上や混雑の緩和などに取り組むことが、今後の商業施設における魅力向上や集客増加につながると考えられます。
株式会社リゾームについて
株式会社リゾームは、「気づきを“かたち”に未来をITでリードする」をミッションとして掲げ、商業施設やショップ向けに、分析・リーシング・運営業務・販売促進の4つの分野にわたるソリューションを展開しています。顧客情報の集計・分析や、売上・賃料分析を支援する「戦略会議NEXT」、全国の商業施設6,400施設と約25万ショップ・ブランドを登録したショップ出退店データベース「SC GATE(エスシーゲート)」、商業施設の運営業務を一元管理し、効率化を支援するクラウドサービス「BOND WORKS(ボンドワークス)」、生成AIがリーシング業務をMicrosoft・Azureのセキュアな環境で支援するクラウドサービス「商業施設リーシングAI/PROCOCO(プロココ)」などを主要なソリューションとして提供しています。
会社名 : 株式会社リゾーム
≪本社≫
〒701-0165 岡山県岡山市北区大内田675 テレポート岡山5F
≪東京オフィス≫
〒104-0042 東京都中央区入船1丁目5-11 弘報ビル4F
≪大阪オフィス≫
〒532-0011 大阪府大阪市淀川区西中島5-14-10 新大阪トヨタビル7F
代表者 : 代表取締役 中山博光
資本金 : 5,545万円
Webサイト: https://www.rhizome-e.com/





