カスタマーデータプラットフォーム「GENIEE CDP」がAI Data Hub 機能を提供開始
RAGに最適化したデータ変換・保存により非構造化データ活用を加速
株式会社ジーニー(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:工藤 智昭、以下ジーニー)が提供するAI搭載の次世代型カスタマーデータプラットフォーム「GENIEE CDP」は新機能「AI Data Hub」の提供を開始しました。

■新機能「AI Data Hub」について

「AI Data Hub」は、企業が保有する多様なデータをAI活用に最適化し、検索・分析・活用を効率化する機能群です。主な特徴は以下のとおりです。
① AI Readyデータセット機能
自社が保有する様々な形式のデータ(文書、PDF、Excel、画像など)をAIが理解・処理しやすい形式に変換・整理し、高度な検索や分析が可能になります。

② RAG Ready ETL(Extract, Transform, Load)機能
ETLとは、異なるシステムのデータを集約し、統一フォーマットに整えて分析・活用できる状態にする技術です。RAG Ready ETLでは、このETLを生成AI向けに最適化し、非構造化データ※1を自動で抽出・分割し、埋め込みを生成します。Retrieval-Augmented Generation(RAG※2)向けに最適化するデータ整備基盤を提供します。
※1 固定の表形式や項目に沿って整理されていないデータのこと。文書、PDF、画像、音声、動画、チャット履歴などが含まれる
※2 生成AIが外部の知識ベースから関連情報を検索し、それを基に回答を生成する技術のこと

③ RAG技術による情報検索
自然言語での質問に対して、まず自社データから関連情報を検索し、その文脈を踏まえてAIが正確な回答を生成します。従来のキーワード検索と異なり、意味的な類似性に基づいて情報を取得するため、より直感的で精度の高い情報取得が可能です。

■提供の背景と目的
生成AIの実用化が進む一方で、企業内に散在する文書や画像、PDFなどの非構造化データはそのままではAIによる利活用が難しく、正確性・安全性の担保も課題となっています。「AI Data Hub」は、こうした多様なデータをAIが理解しやすい形式に変換・整理し、更新同期を含む運用基盤を提供します。これにより、社内マニュアル、契約書、技術ドキュメント、顧客対応記録など多様な非構造化データを活用するあらゆる業務領域で信頼性の高いAI応答を実現し、業務効率化や意思決定の迅速化を図ることを目的としています。
■今後の展望
今後もジーニーは、主要なデータ管理システムや業務アプリケーションとの連携を強化し、導入支援と多言語・業種特化対応を拡充することで、企業におけるAI活用の実用化を加速します。
■AI搭載の次世代型カスタマーデータプラットフォーム「GENIEE CDP」
GENIEE CDPは、企業内に散在するあらゆる構造・非構造データを統合・管理し、マーケティング施策への活用や、AIによる分析・実行を可能にするデータプラットフォームです。データ活用に関する課題を解決し、企業のAX(AIトランスフォーメーション)推進を加速します。
URL:https://cx.geniee.co.jp/product/cdp/
■プロダクトに関するお問い合わせ先
株式会社ジーニー AI/DX統括本部 MA/CDPマーケティングチーム
担当:橋本
TEL:03-5909-8174
MAIL:cdp_mkt@geniee.co.jp
■ジーニーについて
ジーニーは、「誰もがマーケティングで成功できる世界を創る」、「日本発の世界的なテクノロジー企業となり、日本とアジアに貢献する」という2つのPurpose(企業の存在意義)のもと、企業の収益拡大・生産性向上など様々な課題解決につながるソリューションを開発・提供するマーケティングテクノロジーカンパニーです。
【会社概要】
社 名:株式会社ジーニー
代 表 者:代表取締役社長 工藤 智昭
本 社:東京都新宿区西新宿6-8-1 住友不動産新宿オークタワー5/6階
設 立:2010年4月
資 本 金:100百万円(連結、2025年3月末現在)
従業員数:877名(連結、2025年3月末現在)
海外拠点:米国、インド、シンガポール、ベトナム、インドネシア、UAE
事業内容:広告プラットフォーム事業、マーケティングSaaS事業、デジタルPR事業
U R L:https://geniee.co.jp/
■本件に関する報道関係のお問い合わせ先
株式会社ジーニー 広報担当
TEL:03-5909-8177
MAIL:pr@geniee.co.jp






