データセンターの効率的な冷却を支援する 「FreeWaterLoop」を発表【アルファ・ラバル】
2026年3月4日、アルファ・ラバルはデータセンター施設のループ向け外部冷却システム「FreeWaterLoop」を発表しました。本ソリューションは、効率性、省エネルギー性能、高密度コンピューティングへの対応において新たな基準を確立することを目的として開発されたものです。FreeWaterLoopはロンドンで開催されたData Center Worldにおいて正式に紹介されました。
FreeWaterLoopは、データセンター業界で高まるエネルギー効率の高い大容量冷却への需要に直接応える形で開発されました。従来の施設ループにおける空気ベースの冷却から、液体ベースの冷却への移行を支援するソリューションです。
この液体ベースの冷却システムは、高度なポンプエンジニアリング、高性能な熱交換技術、そしてろ過機能を1つの完全統合型システムとして組み合わせています。これにより、データセンターに対して市場でこれまでにないスケーラブルな冷却ソリューションを提供します。
FreeWaterLoopは自然の水源が持つ安定した温度と優れた熱交換能力を活用することで、効率的な冷却を実現します。水は冷却プロセスの中で使用された後、元の水源に戻される仕組みとなっており、純水消費量の最小化にも貢献します。同時に、継続的かつ信頼性の高い冷却フローを提供します。
さらに、FreeWaterLoopは空気ベースの冷却システムと比較して設置スペースを抑えられるため、施設冷却設備の物理的な設置面積を大幅に削減できます。これにより、データセンターのインフラ設計の柔軟性向上にも寄与します。
アルファ・ラバル Energy Division社長のThomas Mollerは次のように述べています。
「AIの普及により発熱量が増加し、お客様はより持続可能なインフラを求めています。データセンターを取り巻く環境はこれまでにない変化を迎えています。アルファ・ラバルはこうした課題に対応するため、事業全体の強みを結集し、次世代の効率的で信頼性の高い熱管理およびポンプソリューションを提供しています。」
また、Ocean DivisionおよびFramo社長のMartijn Berginkは次のように述べています。
「FreeWaterLoopは、初期コンセプトから市場投入まで、この規模のソリューションとしては非常に短い開発期間で実現しました。これはアルファ・ラバル全体に共通する高い目標意識、迅速な意思決定、そしてデータセンター業界に実用的でスケーラブルなイノベーションを提供するという強いコミットメントを示すものです。」
アルファ・ラバルについて
今ある資源を最大限に活用する能力が、これまで以上に求められています。アルファ・ラバルは、お客様と共に社会を支える産業を革新し、持続的なポジティブな影響を創り出しています。私たちは、何十億もの人々が必要とするエネルギー、食料、そして衛生的な水を供給するために全力でサポートしています。そして同時に、グローバルな貿易の基盤である海事業界の脱炭素化にも取り組んでいます。
アルファ・ラバルは、お客様が資源本来の可能性を引き出すための先進的な技術とソリューションを開発しています。お客様のビジネスにさらに競争力がつくことで、持続可能な世界の実現に一歩近づいていきます。アルファ・ラバルは、プロセスの最適化や責任ある成長の実現を通じて、お客様がビジネス目標や持続可能性の目標を達成できるようサポートすることに全力を尽くしています。お客様と共に、私たちはポジティブな影響を先駆けて創り続けます。
アルファ・ラバルは140年前に創業し、約100カ国に販売拠点を置き、22,300人以上の社員を擁しています。2024年の年間売上高は669億SEK(58億EUR)で、ナスダック・ストックホルムに上場しています。

