初年次から欧州へ—— 麗澤大学「ヨーロッパ横断研修」

学びの軸を自らつくる新しい教育・研修モデル

2026-01-09 13:00

麗澤大学(千葉県柏市/学長:徳永澄憲)は、外国語学部ドイツ語・ヨーロッパ文化専攻の初年次学生を対象に、欧州各国を旅しながら学ぶ独自プログラム「ヨーロッパ横断研修」を展開しています。学生は夏季休暇中に少人数グループに分かれ、約10日間イスタンブールからベルリンまでを陸路で移動し、現地での体験や出会いを通して自らの学びを探究します。

準備段階では、「Workshop Deutsch(ワークショップ・ドイツ語)」という授業の中で、学生自身が事前調査や資料整理、旅程計画、役割分担などを行います。本研修の特徴は、一般的な海外研修のように明確な学習目標や成果指標を最初から設定しない点にあり、「自分は何に関心を持ち、何を学びたいのか」を主体的に見いだすプロセスを重視していることです。

2025年度は約20名の学生が参加し、研修を終えた学生からは、「言葉が通じなくても、身振り手振りや表情で何とか伝えようとする中で、人とのつながりを強く感じた」「予定どおりに進まない場面が多かったからこそ、仲間と話し合い、支え合うことの大切さを実感した」「実際に現地を歩いてみて、ヨーロッパが遠い存在ではなく、身近な場所として感じられるようになった」といった声が寄せられています。こうした体験を通して、学生一人ひとりが自らの関心や価値観と向き合い、大学4年間の学びを主体的に捉える契機となっています。

本プログラムでは、異文化理解や協働力といった能力だけでなく、予測不能な状況を受け止め、考え続ける姿勢を重視しています。この姿勢こそが、正解のない時代を生きる学生にとって長く役立つ「学びの基盤」になると本学は考えており、今後も「ヨーロッパ横断研修」をさらに充実させ、学生が主体的に学びを構築できる環境づくりを進めてまいります。

【担当教員コメント】濱野 英巳 講師

「この研修で学生たちに経験してほしかったのは、“予測不能な世界に対して心を開くこと”です。世界に一歩踏み出すと、自分の想像をはるかに超える学びが生まれる。その感覚を手にした学生は、大学4年間を挑戦の舞台として歩み始めます。私たちはその一歩を全力で支えたいと考えています。」

【麗澤大学について】

麗澤大学は昭和10年、創立者の廣池千九郎(法学博士)が「道徳科学専攻塾」を現在のキャンパス(千葉県柏市光ヶ丘)に開塾したことから始まります。「知徳一体」という教育理念の下、心豊かな人間性を養い、国際社会に貢献できるグローバルリーダーの育成を目指し、教育改革を進めています。

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