「寝ても疲れが取れない」のは、就寝中の“隠れ酸欠”だった? 睡眠時の胸郭沈み込みと換気量低下を解明した呼吸力学レポートを発表
休んだはずなのに朝から身体が重い根本原因は、就寝中の呼吸制限。体圧分散の盲点と、呼吸可動域を確保する「3D立体幾何学アプローチ」を提示
トラタニ株式会社(本社:石川県かほく市)は、長年培ったアパレル3D立体パターン技術の知見をもとに、睡眠中の呼吸制限が自律神経や疲労回復に与える影響と、その力学的メカニズムをまとめた解説レポートを発表しました。
「毎晩7〜8時間しっかり寝ているのに、朝起きると身体がずっしり重い」 「病院や整体に行っても『自律神経の乱れ』や『ストレス』と片付けられてしまう」
こうした抜けきらない朝の倦怠感に悩む方が増えています。、その原因はストレスや加齢ではなく、就寝中に身体が物理的な「空気不足」に陥っているサインかもしれません。

■ 横たわると起きる「胸郭への重力プレッシャー」
人は直立しているとき、肋骨を中心とした胸全体(胸郭)を前後・左右へ自由に広げて深い呼吸を行っています。しかし、仰向けに横たわると重力の向きが変わり、自らの体重と寝具によって胸の後面や側面が沈み込み、外側から軽く押さえつけられたような状態になります。
さらに、一般的な「体圧分散寝具」で身体を沈み込ませて密着させると、息を吸うたびに肋骨を押し広げるための物理的なスペースが奪われてしまいます。結果として1回の換気量が無意識に低下し、一晩中浅い呼吸のまま過ごす「隠れ酸欠」が生まれます。
■ 酸素不足が自律神経を強制的に緊張させる
就寝中に十分な酸素が全身や脳に行き渡らないと、生体維持のための防衛アラームが作動します。睡眠中であるにもかかわらず交感神経が急激に跳ね上がり、血管が収縮して筋肉が緊張。朝起きたときに「首や肩が凝っている」「顎を噛みしめている」「疲労感が抜けていない」という状態を引き起こすのです。
■ 柔らかさではなく、呼吸の運動域を守る「立体幾何学」
呼吸とは、肋骨や鎖骨周辺が絶え間なく三次元に動く「運動」です。トラタニでは、身体を単に沈み込ませるのではなく、胸郭の沈み込みを防ぎ呼吸の可動域を自然にキープする独自の立体構造アプローチを提示しています。
不調の根本要因を「化学的・精神的アプローチ」だけでなく、姿勢や寝具が換気量に与える「物理的・構造的アプローチ」から捉え直す重要性を提唱してまいります。
■ 呼吸は変えられる
細胞の働きは呼吸の質に強く依存しています。 睡眠中の呼吸構造を整えることは、 細胞・臓器・体内環境を守る最も根本的なアプローチです。
⭐ 会社情報(簡潔版)
トラタニ株式会社は、睡眠中の呼吸環境という未踏領域に挑み、呼吸・睡眠・生理学・物理学・解剖学を横断した研究を進めています。 立体構造技術を応用し、体内環境に関する特許技術を30件以上保有。 人類の健康に新しい選択肢を提供することを目指しています。
著書:『すごい睡眠呼吸』(あさ出版)

