イタリア「Religion Today Film Festival 2025」正式選出!世界8カ国11冠、国内9ヶ月ロングランの『カオルの葬式』 9月5日(金)よりキネカ大森で東京凱旋上映! 翌9月6日(土)、伝説のトークイベント『しゃべれ場』復活
監督・キャストが集結、観客と共に軌跡をたっぷり語り尽くす特別な夜。
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死を通して生を見つめ直す、令和の不謹慎エンターテインメント『カオルの葬式』。イタリアで開催される「Religion Today Film Festival 2025」のコンペティション部門に正式選出された本作が、いよいよ東京に凱旋します。
監督は、数々のテレビドラマ演出やプロデュースを手がけ、国内外の映画祭でも評価を受けてきた湯浅典子。国内のみならず、スペインやシンガポールから集結した新進気鋭のスタッフ・クルー、そして総勢1000人を超えるオーディションで選ばれたキャスト陣が集結。主演には、関幸治・一木香乃・新津ちせ。そして、黒沢あすか・原田大二郎・足立智充など実力派俳優が脇を固めます。
舞台は岡山県北部にある宝樹寺や瀬戸内の風景まで広がり、微かに残る古来の葬儀文化と、現代に生きる人々の姿が色鮮やかに描き出される渾身の意欲作です。本作は、新宿武蔵野館での公開を皮切りに、全国各地でインディペンデント映画としては異例のロングランを記録。岡山、横浜、沖縄など各地での盛況を経て、2025年9月5日(金)より東京・キネカ大森にて、"最後"になるかもしれない東京凱旋上映が実現しました。
■特別トークイベント『しゃべれ場』復活
9ヶ月のロングランを記録した本作について、観客からは「観終わった後、誰かと話したくなる」「話したい、映画。映画館で観なきゃもったいない」といった声が多数寄せられています。こうした反響を受け、翌9月6日(土)上映後には映画評論家・松崎健夫氏をMCに迎え、伝説のトークイベント『しゃべれ場』が復活します。
2024年には、日本、アメリカ、ヨーロッパ、東南アジア、中東など世界各地の映画祭で上映され、高い評価を獲得。大阪アジアン映画祭にてJAPAN CUTSアワード、バングラデシュ・ダッカ国際映画祭ではアジアフィルムコンペティション正式選出・最優秀脚本賞を受賞しました。さらに5月には第26回ロンドン・レインボー映画祭にて、新津ちせさんが最優秀主演女優賞を受賞。本作の鍵を握る存在を演じきり、国際的にも高く評価されています。
家族や人間関係をダークユーモアで紡ぎ、現代の日本社会を映す鏡として、日本を含む世界8カ国の映画祭で絶賛され、これまでに合計11冠を達成。その魅力は、普遍的なテーマである《死》を通して、《生きる》ということを見つめ直す濃密な脚本と、ジョアン・ビラによるパーカッションを中心に構成されたコンテンポラリーな音楽、フラッシュバックなどビクター・カタラ率いる国際色豊かなチームが作る鮮やかなビジュアル表現にあります。現在は、北米(アメリカ・カナダ)での配給が進行しているほか、ヨーロッパ・東南アジアの複数の配給会社とも交渉が進んでいます。
カオスの中に映し出される深い人間ドラマ――
この唯一無二の映画体験『カオルの葬式』に、ぜひご注目・ご取材を賜れますと幸いです。(上映詳細・イベント情報は次ページ参照)
◆東京凱旋上映情報
日程: 2025年9月5日(金)~
劇場: キネカ大森
スクリーン:キネカ2(68席)
住所: 東京都品川区南大井6-27-25 西友大森店 5F
アクセス: JR京浜東北線[大森駅]東口 徒歩3分
◆特別イベント『しゃべれ場』
日時: 2025年9月6日(土)上映後
出演: 【MC】松崎健夫(映画評論家)、関幸治(横谷潤 役)、一木香乃(鷲巣カオル役)、黒沢あすか(向島貴子 役)、湯浅典子(監督) ほか
内容: 観客と共に9ヶ月の軌跡を振り返る対話型トークイベントナイト。
製作中断の危機、フルキャストオーディションの真実、海外での予想外の反響―
世界がなぜ認めたのか、なぜ今この物語だったのか―
作品の核心から9ヶ月の旅の意味まで、創り手と観客が本音で語り合い、ともに探る時間。
※イベント終了後、パンフレットへのサイン会を予定しております。
詳細・ご予約: キネカ大森公式サイトをご参照ください。
[URL] https://ttcg.jp/cineka_omori/topics/
前売券: 映画公式ウェブサイトにて販売中(キネカ大森 映画館窓口でも販売)
また、映画『カオルの葬式』とキネカ大森では、本作品を盛り上げる様々な企画を引き続き準備中です。最新情報は映画公式およびキネカ大森の各SNS・ウェブサイトにてお知らせいたします。




