名城大生が附属農場で育てたジャガイモがランチメニューに登場!
天白キャンパス正門近くの「Golden Daze」が協力 ボリューム満点のコロッケ定食を提供

飲食店と生産者を結び付け、フードロス削減のコミュニティーづくりを目指している本学の学生団体「【なごがく】名城大学支部」が、農学部附属農場(春日井キャンパス)で栽培したジャガイモを使ったコロッケ定食を、9月18、19、22日の3日間、天白キャンパス正門近くのレストラン「Golden Daze(ゴールデンデイズ)」でランチの限定メニューとして登場しました。
農家と飲食店をつなぎフードロスを減らす仕組みを創る実験的取り組みとして企画
【なごがく】名城大学支部は、飲食店が廃棄した食材を回収し、堆肥化して野菜の栽培に活用するほか、加工や提供の工夫を通してフードロス削減を目指しています。活動は「農業の生産現場を知ろう」と、附属農場での農業体験からスタートしました。メンバー11人が今年3月に種芋を植え、ジャガイモを育てたところ、予想を大きく上回る180㌔を収穫しました。
収穫したジャガイモは、農家と飲食店をつなぎフードロスを減らす仕組みを創るための実験的な取り組みとして飲食店に提供しようと考えました。そこで大学近くの「Golden Daze」に提案したところ快諾を得て、同店スタッフがメニュー化を検討。こうして、附属農場で育てた「名城産ジャガイモ」を使用したボリューム満点のコロッケ定食(税込1100円)が誕生し、1日に約20食限定でランチメニューに並びました。
18日昼には前代表の山下愛叶さん(農学部3年)らメンバー3人が「Golden Daze」を訪れ、コロッケ定食を試食。「ボリューム満点でコスパもよく、おなかいっぱいになりました。とてもおいしかったです」と山下さん。スタッフからは「学生さんたちがきれいな状態でジャガイモを提供してくれたので助かりました。素材の味を生かすため、シンプルに仕上げました」との声もありました。


9月30日(火)からは大学生協とコラボ 「グラン亭」でフライドポテトを提供
附属農場で収穫したジャガイモは、大学生協ともコラボし、9月30日(火)から天白キャンパス内の「グラン亭」でフライドポテトとして提供予定です。さらに、冬に栽培するダイコンなども飲食店コラボに向けて準備が進んでいます。山下さんは「このようなコラボ活動を通して学生や地域の方に知ってもらう機会を増やし、学生が挑戦できる場を提供するとともに、今後もフードロス削減という目標に向けて、農家の課題解決につながるサービスを考えていきたい」と話していました。

