【岡山理科大学】ニワトリを遠隔飼育するアプリを開発した毛利さん(動物学科2年)が審査員特別賞/岡山イノベーションコンテスト2025
2025-12-01 15:25

次代を担う起業家や起業家精神を持った人材を発掘・表彰して岡山県内の創業機運を高めようと「岡山イノベーションコンテスト2025」が11月29日、倉敷市民会館で開かれ、起業してニワトリを遠隔飼育できるアプリ「Rickock」(リコック)を開発した岡山理科大学動物学科2年、毛利真吏央(まりお)さんが審査員特別賞を受賞しました。
同コンテストは中国銀行、山陽新聞社、サンマルク財団が主催し、2017年から開催されています。ビジネスプラン部門とビジネス部門があり、2次審査を通過したビジネスプラン部門の中学・高校生の部から3組、大学・専門学校生、一般の部から各3人、創業後または社内で新規ビジネスを始めた人を対象にしたビジネス部門は3人が登壇し、事業計画などを発表。毛利さんはビジネスプラン部門の大学・専門学校生の部に出場しました。
プレゼンで毛利さんは、誰でもどこでもいつでも飼育できる「Rickock」の市場はこれから拡大し、福祉施設やリハビリ施設に導入することによって安心安全で衛生的な飼育体験ができるなど、社会課題の解決にも貢献できる、と社会的な有益性もアピールしました。
受賞の感想について毛利さんは「大変光栄です。応援してくれている皆さんのおかげで、この舞台に立てたことを心から感謝しています。この受賞を励みに、Rickockのサービスをさらに磨き上げ、動物と人がより良く共生できる未来の実現に向けて挑戦を続けていきます」と話しています。
最高賞のグランプリは、ビジネス部門で西粟倉村を拠点に平飼い養鶏を起点とした資源循環と風景づくりに取り組んでいる株式会社点々が受賞しました。このほか、各部門賞、サンマルク賞、オーディエンス賞の表彰が行われました。



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