世界のリチウムイオン二次電池用アノード材料市場は、2012年に4億6,900万ドルの規模へ
株式会社グローバル インフォメーションは、Solar&Energyが発行した報告書「Anode Material for Li-ion Secondary Battery - Technology Trend and Market Forecast (2012 version) (リチウムイオン二次電池用アノード材料:技術動向・市場予測(2012年版))」の販売を開始しました。
世界のリチウムイオン二次電池用アノード材料市場は、2012年に4億6,900万ドルの規模に達する見通しです。
これは、2009年の市場規模である3億1,000万ドルにくらべ、1.5倍の成長となります。
リチウム二次電池用アノード材料として使用されるグラファイトは、2種類に分けられます。
鉱山から産出した天然グラファイトと、2,800度以上の高温で炭素ベースコークスを合成して製造した人工グラファイトです。
初期の段階では、優れた特性をもつ人工グラファイトが主に使用されました。
しかし、リチウム二次電池の価格が下落しつづけるなかで、価格の上では優位にある天然グラファイトの消費がしだいに増加しています。
人工グラファイトは主に日本企業が供給していますが、天然グラファイトのほとんどは、黒鉛鉱山のある中国の企業が供給しています。
日本の天然グラファイト企業も、中国の原料を使用しています。
現在のリチウムイオン電池の高出力化、大容量化傾向によって、グラファイトではなく、軟質炭素、硬質炭素、合金および化合物をベースとしたアノード材料を開発、利用しようとする取り組みがあります。
市場調査レポート: リチウムイオン二次電池用アノード材料:技術動向・市場予測(2012年版)
Anode Material for Li-ion Secondary Battery - Technology Trend and Market Forecast (2012 version)
http://www.gii.co.jp/report/sne235987-anode-material-li-ion-secondary-battery-technology.html
出版日: 2012年03月
発行: Solar&Energy
【本件に関するお問合せは下記まで】
株式会社グローバルインフォメーション
Tel:044-952-0102
e-mail:jp-info@gii.co.jp
URL:http://www.gii.co.jp/topics/EN01_jp.shtml
〒215-0004
神奈川県川崎市麻生区万福寺1-2-3 アーシスビル7F
