世界の自律型無人潜水機(AUV)市場は大幅に拡大
株式会社グローバル インフォメーションは、ダグラス・ウエストウッドが発行した報告書「The World AUV Market Forecast 2012-2016 (自律型無人潜水機(AUV)の世界市場:2012~2016年の予測)」の販売を開始しました。
AUVセクターは、既に急速な成熟化が進んでおり、その技術は、石油/ガス産業における深海の海底マッピング、海洋調査、機雷調査といった幅広い用途に採用されています。
世界各国における自律型無人潜水機(AUV)の保有数は増加しており、その需要も2016年まで堅調に拡大しつづける見通しです。
「ダグラス・ウエストウッドが、2004年に当報告書の第1版を発行した際には、自律型無人潜水機(AUV)の数は92機でした。今回出版されたこの第4版では、およそ560機のAUVがすでに製造され、さらに2016年までに370機があらたに加わり、稼動すると予測しています。AUV技術が向上しつづけるなかで、AUVがまだ普及していない地域でも、しだいに普及が広がると見られます。 AUVはおよそ年間50機の割合で製造されてきましたが、その数は2倍の年間100機に拡大し、5年後には、およそ930機のAUVが稼動する見通しです。」と、当報告書の著者であるPaul Newmanは述べています。
北米地域が、軍事および調査用AUVの需要に促され、世界のAUV事業を支配しつづける見込みです。
また、中南米地域の市場は現在まだ小規模ですが、ブラジル沖合の深海石油・ガスの開発や生産に対する膨大な投資によって、今後急速に拡大すると予想されています。
「AUV事業において、軍事および調査用AUVは、今後も引きつづき重要となる見込みです。 全般的な防衛費の削減、艦隊の縮小およびアップグレード、典型的な任務の変化も、こうした無人システムへの膨大な需要をもたらしています。
海洋における再生可能エネエルギープロジェクトの実地調査、オフショア石油・ガス部門向けのフィード検査システムといったAUVの新しいアプリケーションが、2012年以降浮上する見通しです。」とダグラス・ウエストウッドの会長であるJohn Westwoodは、述べています。
市場調査レポート: 自律型無人潜水機(AUV)の世界市場:2012~2016年の予測
The World AUV Market Forecast 2012-2016
http://www.gii.co.jp/report/dw232073-world-auv-market-forecast-2012-2016.html
出版日 2012年02月
発行: Douglas-Westwood
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