埼玉県川口市、統合仮想基盤環境の構築にオラクルの仮想ネットワーク製品を採用
日本オラクル株式会社(本社:東京都港区、代表執行役社長 最高経営責任者:遠藤 隆雄、以下 日本オラクル)は本日、埼玉県川口市(市長:岡村 幸四郎、以下 川口市)が構築中の統合仮想基盤環境に、オラクルの仮想ネットワーク製品群である「Oracle Virtual Networking(オラクル・バーチャル・ネットワーキング)」の仮想化コントローラ「Oracle Fabric Interconnect(オラクル・ファブリック・インターコネクト)」が採用されたことを発表します。
埼玉県の南東部に位置する川口市は現在、人口約58万人を有し、県庁所在地であるさいたま市に次ぐ埼玉県第2の都市です。同市は「Oracle Fabric Interconnect」を採用し、「Infiniband(インフィニバンド)」により各サーバー間、ストレージやネットワークとの接続ケーブルを束ね、ソフトウェア制御によって論理的に分離し、接続構成の変更が可能なネットワーク仮想化環境を構築します。
川口市による「Oracle Fabric Interconnect」の採用のポイントは以下の通りです:
-サーバーあたり80Gbpsの帯域で接続
-要件に合わせて柔軟に、ファイバー・チャネルやイーサネットによるストレージとの接続が可能
-ケーブルの配線数を大幅に減らすことが可能
-帯域調整、ネットワークの構成を変更する際に、機器を停止せずにGUI* 管理ソフトウェアによる作業が可能
-サーバーやストレージ、オペレーティング・システムとオープン環境で接続できるため、将来のシステム拡張においても柔軟な機器選定が可能
- Graphical User Interface
川口市の統合仮想基盤環境の導入プロジェクトは、彩ネット株式会社(本社:埼玉県川口市、代表取締役:井上 太郎)が担当しました。
●「Oracle Fabric Interconnect」の製品画像
http://japanmediacentre.oracle.com/ImageLibrary/detail.aspx?MediaDetailsID=231
●「Oracle Virtual Networking」と「Oracle Fabric Interconnect」について
オラクルの仮想ネットワーク製品群である「Oracle Virtual Networking」は、企業のデータセンターにおける複雑な物理ネットワーク接続と従来の構成設定をソフトウェアにより制御することで、変化するビジネス・ニーズへの対応力と俊敏性を高めることができます。仮想化コントローラ「Oracle Fabric Interconnect」は、迅速に仮想ネットワーク環境を構築し、ファイバー・チャネル構成のストレージへの接続ができます。高速な機器間通信に対応した「InfiniBand」を採用し、合計で最大80Gbpsのネットワーク容量で、最大16,000の仮想ネットワーク環境を構築することが可能です。
http://www.oracle.com/jp/products/networking
●オラクルについて
オラクルは、クラウド環境と皆様のデータセンターの両方においてハードウェアとソフトウェアが連携して稼働するよう設計します。オラクル(NASDAQ:ORCL)に関するより詳細な情報については、 http://www.oracle.com をご覧ください。
■本件に関するお問い合わせ先
日本オラクル株式会社 広報室 谷地田
TEL: 03-6834-4837 FAX: 03-6834-6129 E-mail: pr-room_jp@oracle.com
プレスルーム http://www.oracle.com/jp/corporate/press/
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