エネルギー飲料、高価格設定が低所得層での普及を制限
株式会社グローバル インフォメーションは、Canadeanが発行した報告書「Global Energy Drinks Report 2011 (世界のエネルギー飲料市場の分析(2011年))」の販売を開始しました。
エネルギー飲料(栄養ドリンク)は、清涼飲料(ソフトドリンク)における最小部門で、アイス/RTDコーヒー飲料部門よりも小規模となっています。
数年前に起こった、最初の世界的な激増以来、エネルギー飲料の成長は減速していますが、まだ止まったわけではありません。
エネルギー飲料の一人当たり消費量はまだ低く、2010年には一人につき1リットル以下の消費量でした。しかし、それでも5年前の水準にくらべると、その消費量は約2倍に拡大しています。しかし、清涼飲料市場のなかでは、わずかに1%のシェアを占めるにすぎません。
SoBe (PepsiCo)社が、エネルギー飲料部門において首位に立ち、同市場の25%のシェアを占めています。次に、Red Bull社が僅差でつづいています。
Hansen Natural社もシェアを拡大し、同社のシェアは21%以上に達しました。
エネルギー飲料は、清涼飲料の中で最も価格が高い部門に属し、経済状況が厳しい時には、真っ先に淘汰されてしまう飲料ひとつです。しかし、価格が高くとも、都市に住む若者などの特定層においては、不可欠となっています。
市場調査レポート: 世界のエネルギー飲料市場の分析(2011年)
Global Energy Drinks Report 2011
http://www.gii.co.jp/report/can225826-global-energy-drinks-report-2011.html
出版日 2011年11月
発行: Canadean
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