創傷閉鎖(創縫合)装置市場 - 手術数の増加が市場をけん引
株式会社グローバル インフォメーションは、グローバルデータが発行した報告書「Wound Closure Devices - Global Pipeline Analysis, Competitive Landscape and Market Forecasts to 2018 (世界の創傷閉鎖装置市場:パイプライン分析、競争環境、2018年までの市場予測)」の販売を開始しました。
伝統的な創傷閉鎖技術は縫合術ですが、現在では、医療用のステープラーや接着剤、止血剤、シーラントといったデバイスも使用されています。
世界の創傷閉鎖装置市場は、2011年に33億米ドルの規模となりました。 その後は、手術、特に美容整形手術の増加によって、年平均成長率(CAGR)4.9%で拡大し、2018年には46億米ドルに達すると、グローバルデータは予測しています。
スポーツによるけがや高年齢層の手術の増加、そして新興国における多数の交通事故も、同市場の成長要因となっています。
米国における創傷閉鎖装置市場は、2011年に13億米ドル規模でした、その後CAGR 4.2%で成長し、2018年には17億米ドルに達する見通しです。美容整形手術の増加、人口の高年齢化、そして創傷閉鎖装置の技術革新といった多くの要因が、同市場の成長を後支えする見通しです。
2011年の4月に発表された米国美容外科学会(ASAPS)の統計によれば、米国では美容整形手術の需要が、2010年に9%増加し、1997年からでは155%の拡大となっています。
米国では、2010年に約950万件の美容整形手術が実施され、そのうちの約92%、つまり860万件が女性に対する美容整形手術でした。
豊胸術、脂肪吸引術、腹壁形成術、まぶたや乳房縮小の手術が、2010年に米国で多く実施された美容整形手術です。米国での2010年の美容整形手術に対する支出額は、およそ66億米ドルとなっています。
市場調査レポート: 世界の創傷閉鎖装置市場:パイプライン分析、競争環境、2018年までの市場予測
Wound Closure Devices - Global Pipeline Analysis, Competitive Landscape and Market Forecasts to 2018
http://www.gii.co.jp/report/gd234989-wound-closure-devices-global-pipeline-analysis.html
出版日 2012年03月
発行: GlobalData
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