2011年のスマートメーターの出荷数は、およそ7,300万個、しかし第4四半期は減速
株式会社グローバル インフォメーションは、パイクリサーチが発行した報告書「Smart Grid Deployment Tracker 4Q11 - Smart Meter and Smart Grid Projects, Meter Data Management, Communications Networks, and Smart Grid Systems Integrators: Project Tracking, Vendor Selection Share, and Unit Shipments 」の販売を開始しました。
2011年における世界のスマートメーターの出荷数は、およそ7,300万個となり、2011年はスマートグリッドの導入にとって、全般的に順調な年でした。
特に中国でのスマートメーターの設置が、世界全体の71%を占め、市場の成長を支えました。中国では、電力インフラの構築が引き続き行われました。
一方、他の国々でも、ユーティリティ企業が、2011年にスマートメーターに関する大規模な計画を発表しました。
カナダでは、Hydro-Quebecが、設置を予定している375万個のほとんどのスマートメーターのサプライヤーとして、Landis+Gyrを選びました。
また、BC Hydro は、Itron をサプライヤーに選び、今後2年間に180万個のOpenWayメーターを設置しようとしています。
米国では、Consumers EnergyがSmartSynchの通信ネットワーク技術を採用し、2012年の8月に180万個のスマートメーターの設置を開始する予定です。
しかし、スマートメーターとスマートグリッドの導入は、2011年の第4四半期に減速しました。いくつかのプロジェクトが徐々に終了し、新たな大規模プロジェクトがあまり無かったためです。
パイクリサーチの当報告書によれば、2011年第4四半期のスマートメーターの出荷数は、第3四半期にくらべ、およそ8%近く落ち込みました。世界のスマートメーターの出荷数は、2011年の第4四半期に、1,780万個で、そのうち、中国が1,230万個を占めました。
「こうした最新の数値は、朗報と警告の両方を示唆しています。」と、シニアアナリストのNeil Strotherは述べています。
「スマートメーターの出荷数は、2011年全体では堅調でした。これは業界にとって朗報です。しかし、新たな設置計画が比較的少なく、これが暗い影を落としています。私たちは、市場のピークに、初めて達してしまったのかもしれません。」
市場調査レポート: 世界のスマートグリッド導入動向(2011年第4四半期) - スマートメーターおよびスマートグリッドプロジェクト、メーターデータ管理、通信ネットワーク、およびスマートグリッドシステムインテグレーター:プロジェクト追跡、ベンダー選定シェア、および出荷数量
Smart Grid Deployment Tracker 4Q11 - Smart Meter and Smart Grid Projects, Meter Data Management, Communications Networks, and Smart Grid Systems Integrators: Project Tracking, Vendor Selection Share, and Unit Shipments
http://www.gii.co.jp/report/pike235029-smart-grid-deployment-tracker-4q11-smart-meter.html
出版日: 2012年03月
発行: Pike Research
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