ビル用直流給電市場は20億米ドルを超える規模へ
株式会社グローバル インフォメーションは、ダーネル・グループが発行した報告書「DC Building Power: Emerging Trends, Application Drivers and Market Adoption Forecasts - Second Edition (ビル用直流給電技術:新たなトレンド、各用途分野における普及促進要因、市場における普及の見通し(第2版))」の販売を開始しました。
近年ビル用直流電源に対応する製品や技術の開発が進んだことで、データセンター、通信施設、商業施設や工業施設、住宅などさまざまな用途に対応する照明機器や家電機器、エネルギー貯蔵システム、無停電電源装置、可変周波数制御装置、汎用変圧器などが実用化されており、新たなビジネスチャンスも生まれています。
当報告書では、ビル用直流給電市場の短期および長期の成長について、定量的な予測を提供しています。
短期的には、同市場は死の谷を越え、大規模導入に必要なクリティカルマスに達すると予想されます。
この時点で、売上高は、年間20億米ドルを超え、成長率も加速する見通しです。
当報告書では、同給電技術における短期的な成長を見極め、長期的に最大とされる潜在市場の規模を定量化しています。
「この画期的な分析では、4つの部門におけるDC電源ソリューションの潜在市場を定量化しています。その4部門とは、データセンター、商業/工業施設、住宅、そして通信施設です。」と、ダーネルのアナリストであるRichard Ruizは述べています。
「各部門において、DC電源の2つの主要な市場浸透率が示されています。一つは、DC技術が各部門で拡大し続けるために達成すべき市場浸透率のしきい値で、2つめは、最大市場シェアを示す飽和率です。」
これまでAC電源に依存していた産業へのDC電源の導入は、新規また既存のビルにおける設計、運用面で、抜本的な変化をもたらすと予想されます。
メーカーは、新製品の設計、新基準の採用、そして給電システムへの取り組みについて、根本的に見直さなければならないでしょう。
また、どの既存ACアーキテクチャを、DC給電システムに完全に置き換えるか、どこにAC-DCハイブリッドアーキテクチャの一部として、DC給電システムを設置することが適しているが、決定される必要があります。
市場調査レポート: ビル用直流給電技術:新たなトレンド、各用途分野における普及促進要因、市場における普及の見通し(第2版)
DC Building Power: Emerging Trends, Application Drivers and Market Adoption Forecasts - Second Edition
http://www.gii.co.jp/report/dar233438-dc-building-power-emerging-trends-application.html
出版日 2012年03月
発行: Darnell Group, Inc.
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