米国におけるスポーツ/娯楽会場での食品サービスの売上高は、景気後退以前のレベルを上回る
株式会社グローバル インフォメーションは、パッケージドファクツが発行した報告書「Sports and Entertainment Arena Foodservice Trends in the U.S. (米国におけるスポーツ/娯楽用アリーナの食品サービスのトレンド)」の販売を開始しました。
米国のスポーツ/娯楽会場向け食品サービスの収益は、2012年に83億6,000万米ドルに達し、2011年のレベルから5%の増加となる見通しです。
2009年には4%下降したにもかかわらず、スポート/娯楽用食品サービスの売上高は、その後2年間成長し、今では景気後退前のレベルを上回っています。
スポーツ/娯楽会場の収容座席数の伸び悩み、観客動員数増加にあたっての課題、そしてチケット価格設定に伴う困難な状況などに直面しながらも、米国のスポーツ/娯楽産業は、アメニティの増強やスイート/クラブシート・プログラムの充実によって、観客一人当たりの支出を増加させています。こうした改善の上で、食品サービスは中心的な役割を担っています。
レストラン業界を見習い、食品サービス請負業者の協力を得て、スポーツ/娯楽会場の運営者、管理者、プロモーターは、食品の選択肢を広げ、食事の品質を高めようとしています。メニューの柔軟性、そして顧客サービスの向上にも積極的に取り組んでおり、会場でのファンの体験をさらにより良いものしようとしています。
パッケージドファクツの当報告書の著者であるDavid Sprinkleによれば、「場内売り場の改善、そして最上級の食品サービスプログラムにより、観客の場内売り場における食事体験が一変しています。そして、主要なスポーツ/娯楽会場が食事の目的地として認識されるよう努力が払われています。」
スポーツ/娯楽会場での食品サービス業務を十分に活用するために、業界関連企業は、観客の世代交代による食品や飲料の嗜好の変化を理解し、消費者が外食の際にどのような食事を期待しているかといったレストラン動向を常に把握する必要があります。
市場調査レポート: 米国におけるスポーツ/娯楽用アリーナの食品サービスのトレンド
Sports and Entertainment Arena Foodservice Trends in the U.S.
http://www.gii.co.jp/report/pf235774-sports-entertainment-arena-foodservice-trends-us.html
出版日: 2012年04月
発行: Packaged Facts
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