未来の料理人を育てる ― 調理専門学校生の実習を受け入れ、地域の食文化発展に貢献
株式会社一の坊が運営する4つの温泉宿では、2025年5月28日(水)から6月26日(木)までの期間、宮城調理製菓専門学校の学生を対象とした実習受け入れを実施しました。次世代を担う料理人に実践の場を提供することで、地域の食文化と観光産業の持続的な発展に貢献しています。



概要
本実習は、同校の2年生を対象とし、2班に分かれて実施しました。
第1班(和食専攻):2025年5月28日(水)~6月11日(水)(最終日に宿泊体験)
松島一の坊4名 ゆづくしSalon一の坊2名 温泉山荘だいこんの花1名
第2班(洋食専攻):2025年6月12日(木)~6月26日(木)(最終日に宿泊体験)
松島一の坊4名 ゆづくしSalon一の坊2名 ゆと森倶楽部2名
秋には3班目、4班目の受け入れを予定しています。
学生たちは、実際の厨房での調理や食材の扱い方だけでなく、実際にお客様の前に立ち接客するなど、学校での授業だけでは得られない現場ならではの経験を積みました。
校外実習の受入れは、調理に携わるため進学した学生に就職前に仕事を体験することで自身のキャリアを考えたり、宿泊業や調理のお仕事の魅力を知る機会となっています。学校の授業とは異なり、ご宿泊のお客様の人数にあわせて仕込みを行ったり、お客様の目の前で料理を完成させることに緊張感を持ちながらも一生懸命取り組んでいました。お客様からも、実習生の頑張りがほほえましかった等、温かい言葉をいただきました。
一の坊グループでは、こうした受け入れを通じて学生たちの成長を支援するとともに、地域全体で人材を育てていくことが、観光や食文化の未来を支えると考えています。
実習生コメント(一部抜粋)
・(お客様を前にして)最初緊張してしまって声が出せなかったのですが、後半は笑顔で大きな声で接客できるようになりました。
・学校では作らない量の仕込みと料理提供だったので、最初は手一杯でしたが、徐々にお客様とのコミュニケーションが取れるようになってよかったです。宿泊体験では調理場の方からのお声がけがとても積極的で素晴らしかったので、自分も見習いたいと思いました。
・学校では扱わないスズキや鯛のウロコ取りや野菜の切り方やかつら剥きをしました。包丁を持つときの姿勢を教えてもらったら学校よりうまくできるようになりました。
海と山と森の温泉リゾート 一の坊
本実習の受け入れ宿

松島温泉 松島一の坊
~料理長の厨房にあなたをご招待~料理長厨房ビュッフェ「青海波(せいがいは)」

仙台・作並温泉 ゆづくしSalon一の坊
手しごとビュッフェ「さくらダイニング」

宮城蔵王・遠刈田温泉 ゆと森倶楽部
ZAO FOOD DININGけやき

宮城蔵王・遠刈田温泉 温泉山荘だいこんの花
ダイニング「コの字」


一の坊グループでは、お世話になっている生産者さまを訪ね、食材への理解を深め、その価値や想いをお客様へお伝えする「Meet-Up TOHOKU ソト活 一の坊(TM)」を実施しています。
2025年春、新入社員は植え付けや収穫のお手伝いをして学びの機会を得ていました。
リリースに関するお問い合わせは…
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