【岡山理科大学】児童養護施設の子どもたちにクリスマスプレゼント
ギビングツリー・プロジェクトの学生たち
2025-12-26 13:00

児童養護施設の子どもたちへのプレゼントを募る「ギビングツリー(Giving Tree)・プロジェクト」に取り組んでいる岡山理科大学経営学部の学生たちが12月24日、岡山県吉備中央町の児童養護施設「みのり園」(小出悦史園長)の子どもたちにプレゼントを届けました。クリスマスイブに子どもたちの笑顔が弾けました。
同園の本園集会所では約20人の子どもたちが学生サンタの到着を出迎え、プレゼントをいっぱい詰め込んだ袋をかついで二人のサンタさんが登場すると大喜びでした。名前を呼ばれた子どもたちは順番に希望のプレゼントを受け取り、代表の児童が「今年もありがとう。皆で楽しみます。来年も来てください」とお礼の言葉を述べました。
サンタに扮した経営学部3年、真鍋大暉さんは「子どもたちが喜ぶ顔を見てうれしかった。これからも子どもたちが喜ぶような活動を続けていきたい」と晴れやかな表情で話していました。
プロジェクトに参加した学生は、真鍋さんやリーダーの室田澪さんら地域社会の課題解決に取り組む「イノベーションラボ」の6人。岡山市内の会社社長、西村雄祐さんが15年前から続けている「あなたもサンタに!」活動と連携して実施。西村さんはクラウドファンディングで集めた資金をもとに岡山、鳥取、島根3県の児童養護施設で暮らす子どもたちにクリスマスプレゼントを贈る活動を続けています。
学生たちはその一端を担う形で、11月25日から岡山・今治両キャンパス、天満屋岡山店など計5カ所にギビングツリーを設置して、プレゼント提供を呼び掛けました。
学生たちが設置した5カ所で計60個のプレゼントが寄せられ、みのり園の子どもたちにはこのうちの一部から、子どもたちが希望したコミックやぬいぐるみ、文房具などがプレゼントされました。




