RobiZy「鳥獣被害対策DX部会」 創設
テクノロジーの力で「クマ対策」に革新を。AI・IoT・ロボット技術の融合による新たな挑戦!
特定非営利活動法人ロボットビジネス支援機構(本部:東京都千代田区、理事長:佐藤知正、以下;RobiZy)は、近年深刻化する鳥獣被害、特に人身被害が多発し、「国民の安全安心を脅かす深刻な事態」と位置付けられている、「クマ対策」を喫緊の課題と捉え、「鳥獣被害対策DX部会」を設立します。
本部会は、AI・IoT・ロボット技術などのDX(デジタルトランスフォーメーション)を活用し、他の有効な対策手法との融合により、革新的で持続可能な鳥獣被害対策モデルの確立を目指します。
1.本部会設立の背景と目的
近年、全国的にクマの出没件数が増加し、人身被害や農作物等の被害が過去に例を見ない水準に達するなど、地域社会にとって深刻な脅威となっています。従来の対策では、人的コストや効果の面で限界があり、抜本的な対策が求められています。
本部会では、RobiZyおよび連携企業・団体が有する幅広いロボット・デジタル技術のネットワークと知見を結集し、「クマ出没箇所や被害の予測・予防」、「非殺傷での追払い(撃退)・監視」、「森林環境保全・里山再生」の3つのフェーズにおいて、具体的な鳥獣被害対策DXソリューションの社会実装を推進します。
2.部会長の就任について
本部会の部会長には、RobiZyの創設者・特別顧問であり、社会課題解決・地域活性化の支援に特化したコンサルティング会社である、株式会社MOGITATe(モギタテ)の代表取締役社長、北河 博康(きたがわ ひろやす)氏が就任いたします。
北河氏は、長年にわたりロボット技術の社会実装および地方創生取組を推進してきた実績と、社会課題解決への強いコミットメントを有しており、そのリーダーシップのもと、異業種・異分野・自治体・大学等の連携を促進し、鳥獣被害対策におけるDXの取組を強力に牽引してまいります。
【鳥獣被害対策DX部会長 北河 博康 氏のコメント】
「この度の鳥獣被害対策DX部会の創設は、テクノロジーの力で社会課題を解決するというRobiZyのミッションを体現するものです。深刻化するクマ対策において、単なる技術導入に留まらず、地域住民の方々が真に安心できる持続可能な仕組みを、参画メンバーと共に構築してまいります」
今後の活動について
本部会は、鳥獣対策に取り組む自治体、研究機関、技術開発企業との連携により、現状の対策における有効性(成功事例)や課題を把握した上で、必要なソリューションを協議し、プロトタイプのロボット等を製作します。その後、フィールドテストや実証実験を積極的に展開します。初年度は特にクマ対策に焦点を絞り、効果的なDXソリューションの早期の創出を目指します。
なお、第一回目の本部会を2025年11月26日(水)に東京・日本橋で開催します。
第1回部会
お申込み https://robizy.co.jp/wdcontrol_dx/
RobiZy HP プレスリリース
https://robizy.co.jp/20251110_wdcontrol_dx/